Digitrax SoundFXデコーダ用Sound Project File/EF210 ご紹介 v2 モデルランド田中/2011.11.10 ◆車両形式/種類:JR EF210 ◆対象デコーダの形式/種類:Digitrax 4Mbit SoundFXデコーダ ◆SPJ(Sound Project File)名:EF210_v2.spj ◆ファイル内容: Digitrax社HPのSoundDepotからダウンロードできる「SD38-2」のSPJファイルをベースに、 EF210の音を主体に一部EF64の音データも取込んでいます。 具体的には、sd38_2.spjファイルの各サウンドタイプの音データを下記のように変更しています: ・DISEL_STARTの音データ => EF210の空気圧縮機スタート音、 ・DIESEL_IDLEの音データ => EF210の空気圧縮機音、 ・IDL_RUNの音データ => EF210発車加速時の走行音、 ・DIESEL_RUNの音データ => EF210走行音、 ・RUN_IDLの音データ => EF210停車時の音、 ・DIESEL_TURNOFFの音データ => EF210の空気圧縮機停止時の音、 ・HORN_START、HORN_RUN、HORN_ENDの音データ => EF210のホイッスル音、 ・DIESEL_BELL、USER_F12 => 別のEF210の短笛音、 ・DIESEL_BRAKESの音データ => タキ牽引のEF210の停止時ブレーキ音、 ・DIESEL_DYN_START、DIESEL_DYN_RUN、DIESEL_DYN_ENDの音データ => EF210のブロワー音、 ・DIESEL_COUPLERの音データ => EF210連結音、 ・POPOFF => 機関車(EF64)のエア抜き音、 ・HORN1_START、HORN1_RUN、HORN1_ENDの音データ => 別のEF210のホイッスル音、 ・USER_F11 => タンク列車(タキ43000)の停車時衝撃音、 ・他のサウンドタイプの音データ => 無音の音データ、又は未使用。 ◆ファンクションとCV値: ファンクションとCV値については、sd38_2.spjファイルの設定に従うことになります。 <<ファンクション>> F0- ライトON/OFF、 F1- 短笛音ON/OFF(ONのままだと繰返し鳴り続けますので直ぐにOFFにしてください。F5がONの ときは鳴りませんのでF12を使用)、 F2- ホイッスル音 [CV150でホイッスル種類の選択]、 F3- EF210連結音、 F4- 空圧機器音を発生しないようにする- F4をOFFにするとポップオフ(エア抜き)音を発生 F5- ブロワー音ON/OFF、 F6- ノッチ上げ(CV155=1又は2のとき)、 F7- ノッチ下げ(CV155=1又は2のとき)、 F8- ミュート(消音)のON/OFF、 F9- ブレーキ音(タキ牽引のEF210の停止時ブレーキ音)、 F10- クロッシング・ゲート・ホーン形式でのホイッスル F11- タンク列車(タキ43000)の停車時衝撃音、 F12- 短笛音ON/OFF。 <> EF210の音に直接関係するCVは下記のようになります([]内の値は既定値--デコーダリセットを行った ときの値); CV58 マスターボリューム(1-15) [9] CV60 サウンドスキーム(0-3) [0] CV132 ノッチレート(ノッチ当りの変化量) [127] CV135 ミュート(F8)ON時のボリューム値 [0] CV140 主動力音のボリューム(0-64) [60] CV141 短笛音(DIESEL_BELL)のボリューム(=60程度がよいです) 0-64 [25] CV142 ホイッスル(F2)のボリューム(0-64) [60] CV143 連結音(F3),ポップオフ音(F4),ブレーキ音(F9),タンク列車停車時衝撃音(F11)のボリュ ーム(0-64) [30] CV144 ブロア音(F5)のボリューム(0-64) [55] CV145 その他の音のボリューム(0-64) [40] CV146 短笛音(DIESEL_BELL)の間隔(24mS単位, 100に設定して下さい) 1-100 [7] CV148 ポップオフ(エア抜き)の動作頻度(F4がOFFのとき/値が小さい程頻繁) [30] CV150 ホイッスル種類の選択 [0]: 0=標準のホイッスル, 1=ボリューム調整した標準ホイッ スル, 2=別のホイッスル CV151 連結での連結器/ブレーキ音の自動生成の限界値 0-60 [48]: F3をONにして方向転換すると自動的に連結器/ブレーキ音を発するが限界値を越えたス ピードでは音を生成しない CV155 ノッチングモード* [0]: 0=オートマチック, 1=セミオートマチック, 2=手動    *:ノッチングモードの詳細は当該SoundFXデコーダのマニュアルを参照下さい。 ◆使用例: 当該アドレスを選択すると空気圧縮機スタート音(約5秒)がし、そのまま停車していると空気 圧縮機音を発し続けます。 F5でブロアを起動します。 スロットルを上げると発車加速の走行音が続き(7秒)、その後走行音に変わります。 走行音に なったら、ブロアを止めるとよいでしょう。 停車中は空気圧縮機音を発し続けますので、止めたい場合はF8(消音)ONにして下さい。 ◆本spjファイルは当店お客様ご提供で、配布のご許可をいただいています。 モデルランド田中は、この資料とEF210.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こされる 結果に対し、責任を負いません。