Digitrax SoundFXデコーダ用Sound Project File/EF64−A ご紹介 モデルランド田中/2011.11.10 ◆対象デコーダの形式/種類:Digitrax 4Mbit SoundFXデコーダ ◆SPJ(Sound Project File)名:EF64-A.spj ◆推奨利用車種:EF64 ◆ファイル内容: Digitrax社HPのSoundDepotからダウンロードできる「SD38-2」のSPJファイルをベースに、 EF64-37(茶釜)の音を主体に他のEF64などの音を独自に編集した音データに入れ替えています。 ◆ファンクションとCV値: ファンクションとCV値については、sd38_2.spjファイルの設定に従うことになります。 <<ファンクション>> F0- ライトON/OFF。 F1- 短笛音ON/OFF(ONのままだと繰返し鳴り続けますので直ぐにOFFにしてください。 F5がONのときは、F1は鳴りませんのでF12を使用して下さい)。 F2- ホイッスル音 [CV150=2に設定して下さい]。 F3- 連結音。 F4- 空圧機器音を発しないようにする- F4をOFFにするとコンプレッサー音(AIRCOMP/POPOFF)を発生 F5- ブロワー(ブレーキ緩開音が鳴ってからブロワー音が続く)ON/OFF。 F6- ノッチ上げ(CV155=1又は2のとき)。 F7- ノッチ下げ(CV155=1又は2のとき)。 F8- ミュート(消音)のON/OFF。 F9- ブレーキ音。 F10- クロッシング・ゲート・ホーン形式でのホイッスル。 F11- キャビンドア閉め音。 F12- 短笛音ON/OFF。 <> EF64-Aの音に直接関係するCVは下記のようになります([]内の値は既定値---デコーダリセットを行った ときの値); CV58 マスターボリューム(1-15) [9] CV60 サウンドスキーム(0-3) [0] CV132 ノッチレート(ノッチ当りの変化量) [127] CV135 ミュート(F4)ON時のボリューム値 [0] CV140 主動力音のボリューム(0-64) [60] CV141 短笛音のボリューム 0-64 (=60程度がよいです) [25] CV142 ホイッスル(F2)のボリューム(0-64) [60] CV143 空圧機器(POPOFF,AIRCOMP)のボリューム(0-64) [30] CV144 ブロア音(F5)のボリューム(0-64) [55] CV145 その他の音のボリューム(0-64) [40] CV146 短笛音(DIESEL_BELL)の発生間隔(24mS単位, 100に設定して下さい) 1-100 [7] CV148 コンプレッサー(AIRCOMP)の始動頻度 [30] CV149 コンプレッサー(AIRCOMP)の動作時間 [20] CV150 ホイッスルの選択 ⇒『2』に設定して下さい [0] CV151 連結での連結器/ブレーキ音の自動生成の限界値 0-60 [48]: F3をONにして方向転換すると自動的に連結器/ブレーキ音を発するが限界値を越えたス ピードでは音を生成しない CV155 ノッチングモード* [0]: 0=オートマチック, 1=セミオートマチック, 2=手動    *:ノッチングモードの詳細は当該SoundFXデコーダのマニュアルを参照下さい。 ◆使用例: 当該アドレスを選択すると始動音がし、そのまま停車していると待機音を発し続けます。 発車前にF5でブロワーを起動、ブレーキ緩開音の後ブロワー音がします。 スロットルを上げると発車加速の走行音が続き(8.4秒)、その後走行音に変わります。 走行音にはブロワー音も含まれていますので、走行中はブロワーF5をOFFにしてもよいでしょう。 F4をONにしてOFFにするとPOPOFF音がしますが、POPOFFにはコンプレッサー音に続きエア抜き音 が出る内容になっていますので、POPOFF単独での使用は想定していません。F4をOFFにしておくと CV148/149の設定に従いコンプレッサー音が発せられ、続いてエア抜き音がします。 ◆本spjファイルは当店お客様ご提供で、配布のご許可をいただいています。 注)モデルランド田中は、この資料とEF64-A.spjファイルの内容、これらを利用して引き起こされる 結果に対し責任を負いません。