#Silhouette Extra Tale 裏終章「終わらぬ夢」後編 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !v27=1 !v28=1 !v29=3 !v35=1 !v36=1 !wait40 !se(Shooting)レーザー !wait20 !se(Shooting)レーザー !wait20 !se(Shooting)レーザー !wait20 !se(Shooting)レーザー !wait20 !se(Shooting)レーザー !wait40 !se(Action)シュイーン !wait15 !se(Action)バリア音 @1 \f[44]ピィィィンッ! @408 \c[4]……っ! !wait20 @402 はぁ……\sはぁ……\sはぁ……。 @408 \c[4]……。 !wait20 \c[4]私の魔力……\s止まっちゃった……。 @402 ふぅー……。 !wait40 @400 ……\sねっ、\s助かったでしょ? 無理なんかじゃないんですよ。 みんながついているんですから……。 !wait40 @1 ポロッ @400 ……っ! !wait40 !bgm黄昏 @1 \c[4]「……\sうっ……。」 \c[4]「ぐすっ……\sひっく……。」 \c[4]「うぁ……\sああぁ……。」 @402 あっ……。 !wait20 @1 \c[4]「ひっく……\sひっく……。」 \c[4]「わ……\sわたし……\sひっく……。」 \c[4]「私……\s助かったんだね……。」 \c[4]「もう……\sぐすっ…… \s1人ぼっちじゃないんだね……\sひっく……。」 @402 ……。 リセットさん……。 !wait40 !se(Action)学内歩き !wait50 @1 ギュッ !wait40 @400 ……。 はい……。 もう大丈夫ですよ。 あなたは……\s助かったんです。 だから、もう安心してください……。 @1 \c[4]「ひっく……\sひっく……。」 \c[4]「うっ……\sあうっ……\sあぁ……。」 @400 ……。 !wait20 @1 暴走した魔力が収まった瞬間、 リセットさんはその場に泣き崩れた。 自分を縛り続けていた力から解放された事で、 この子は心の底から安心できたんだろう……。 今までのつらさが一気にあふれ出し、 いつまでも、いつまでも泣き続けていた……。 ……。 あの時の私と同じだ……。 本当に助かったって思えた時の気持ち……。 もう1人ぼっちじゃないって 分かった時の気持ち……。 言葉では決して言い表せない…… \sとっても……\sとっても大きな何か……。 リセットさんも、それを感じているんだ……。 ……\sだから。 私はそんなリセットさんを優しく抱きしめて、 泣き止むまで黙って胸を貸してあげた。 あの時シシト先輩が、 私にしてくれたのと同じように……。 ……。 !wait20 ちょっとだけ…… \s先輩の気持ちが分かった気がした……。 !wait60 \c[4]「……\sありがとう。」 \c[4]「もう大丈夫だよ……。」 \c[4]「それと……\s今までごめんね……。」 \c[4]「私の勝手な思い込みのせいで……。」 \c[4]「私のせいで、あなたや姉さん、 たくさんの人に迷惑をかけちゃったよね。」 \c[4]「だから……\sごめんなさい……。」 @400 ……。 !wait20 迷惑なんかじゃないですよ……。 あなたは今までずっと、 たった1人でつらい思いをしてきたんです。 あなたがやった事だって、 きっと……みんな分かってくれます。 !wait20 @404 ……\sううん! どうせなら、もっと迷惑を かけたっていいんですよ! 今まで何もできなかったんですから、 その分だけ、いっぱいわがままを 言っちゃえばいいんです! 好きな事を思う存分楽しんで、 今までのつらさなんか忘れちゃいましょうよ! もし文句を言う人がいても、 私がガツンと言ってあげますからっ! @1 \c[4]「……。」 @402 あっ、でも……。 好きな事をやるのはいいですけど…… 誰かを消したりしちゃダメですからね。 それはいけない事なんですから……。 @1 \c[4]「……。」 !wait40 \c[4]「あなたで……\sよかった……。」 @400 えっ……? @1 \c[4]「……。」 \c[4]「あなたは……\s私と同じ……。」 \c[4]「同じような姿や性格で…… \s同じように1人ぼっちだった……。」 \c[4]「何もかもが、私と一緒……。」 \c[4]「この世界に映し出された、私の『\r[影,シルエット]』……。」 \c[4]「そう思ってたんだ……。」 @400 ……。 @1 \c[4]「でも、そんな私たちの間に、 1つだけ大きな違いが生まれた……。」 !wait20 \c[4]「あなたは……\s助かってしまった……。」 \c[4]「……\s本当にガッカリしたよ。」 \c[4]「なんで私が助からなくて、 私の影なんかが助かっちゃうんだって……。」 \c[4]「なんで私の影であるあなたまで、 私の側から離れていっちゃうんだって……。」 \c[4]「……すごく悔しかった。」 \c[4]「あなたの事を恨んだりもした……。」 \c[4]「姉さんの次に消してやりたいって 思うくらいにね……。」 \c[4]「でも、もしあなたを消しちゃったら、 私も消えちゃうんじゃないかって思って、 本当に消す事はできなかった……。」 \c[4]「だからその代わりに、 あの真っ暗な場所に閉じ込めたんだよ。」 \c[4]「あなたを、私と同じ目に 遭わせてやろうって思ったから……。」 \c[4]「……本当にごめんね。」 @402 ……。 そう……\sだったんですか……。 @1 \c[4]「……うん。」 !wait40 \c[4]「でも……\s私、ようやく分かったんだ。」 \c[4]「あなたは……\s私の『影』なんかじゃない……。」 \c[4]「あなたはきっと…… \s私の『夢』そのものだったんだよ……。」 @400 ゆ……ゆめ……? @1 \c[4]「うん……。」 \c[4]「私、1人でいる間ずっと考えていた……。」 \c[4]「もし、私が普通に生まれていたら……。」 \c[4]「もし、あの時消えていなければ……。」 \c[4]「もし、もっと早く助けられていれば……。」 \c[4]「……。」 \c[4]「そんな叶うはずの無い、もしもの世界……。」 \c[4]「その先に夢見ていた、もう1人の私の姿……。」 !wait40 \c[4]「それが……\sあなただったんだ……。」 \c[4]「……本当に嬉しかった。」 \c[4]「思い描いていた以上の夢を、 私に見せてくれたから……。」 \c[4]「私も、助けてくれたから……。」 \c[4]「……\sだから、\sありがとう。」 @400 ……。 リセットさん……。 !wait40 @1 スー…… @402 ……っ!? リ、リセットさん!体がっ!! @1 \c[4]「大丈夫……\s消えたりしないよ……。」 \c[4]「ちょっと眠るだけだからさ……。」 @402 ……へっ? @1 \c[4]「私、死んでから今まで、 ほとんど眠っていなかったんだ……。」 \c[4]「眠るのが怖かったから……。」 \c[4]「眠ったら、また1人ぼっちに なっちゃうって思ったから……。」 \c[4]「……\sでも。」 \c[4]「私は、もう1人ぼっちじゃない……。」 \c[4]「……そう思えたからなのかな?」 \c[4]「なんだか……急に眠くなってきちゃった……。」 \c[4]「今ならきっと…… 安心して眠れる気がするんだ……。」 \c[4]「だから……しばらく眠らせてもらうね。」 @400 ……。 @1 \c[4]「それとさ……。」 \c[4]「私が眠っている間、私の魔力を 少しだけあなたに貸してあげるよ。」 \c[4]「私が覚えた魔法、 あれだけ上手く使えたんだもん。」 \c[4]「きっと、あなたの役に立つと思う……。」 !wait40 \c[4]「……\sだから。」 \c[4]「その代わり……\s夢を見せてよ……。」 \c[4]「あなたのすてきな夢の続きを……。」 @400 夢の……続き……? @1 \c[4]「待ってる人がいるんでしょ?」 \c[4]「必ず帰るって約束した、 あなたのとっても大切な人が……。」 \c[4]「だから……早く行ってあげなよ。」 @400 あっ……。 !wait20 @403 ……。 え……\sえーと……。 それは……\sその……。 @1 \c[4]「ほらっ、ボサッとしてないでっ!」 \c[4]「ああいう人って、そんな約束したら ずっと待ち続けちゃう性格なんだから……。」 \c[4]「早く行ってあげないと、あなたが 帰ってくる日をいつまでも夢に見ちゃうよ。」 !wait40 \c[4]「夢のままで……\s終わらせないでよね。」 \c[4]「私を助けてくれたように…… \sちゃんと夢を叶えてあげてよね。」 @400 あ……。 !wait40 @404 ……\sはいっ! リセットさん、ありがとうございます! (ピシッ) @1 \c[4]「そう……それでいいんだよ……。」 \c[4]「もしあなたが困った時は、 私も力を貸してあげるからね……。」 !wait40 \c[4]「じゃあ……\s私はもう寝るよ……。」 \c[4]「次に起きる時を…… \s楽しみにしているから……。」 \c[4]「その時まで……\sさ\n[2]よ\n[2]な\n[2]ら\n[2]…\n[2]…\n[2]。」 \c[4]「ま\n[2]た\n[2]…\n[2]…\n[2]会\n[2]お\n[2]う\n[2]ね\n[2]…\n[2]…\n[2]。」 \c[4]「も\n[2]う\n[2]1\n[2]人\n[2]の\n[2]…\n[2]…\n[2]\n[2]\n[2]わ\n[2]\n[2]た\n[2]\n[2]し\n[2]\n[2]…\n[2]\n[2]…\n[2]\n[2]。」 !wait40 !bgm !se(Action)シュイーン ヒューン…… !wait40 @400 ……。 リセットさん……。 !wait40 @1 「……。」 !wait40 「おやすみなさい……。」 「もう1人の……\sわたし……。」 !wait120 !bgs(環境)鳥の鳴き声 !wait80 !mvシシトの部屋 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx !wait20 @410 ……。 @830 ……。 @710 ……。 @100 ……\sもう朝か。 @410 犬山さん……眠ったままだね……。 @830 しかし魔力の暴走は止まったのだから、 最悪の事態は回避できたはずだ。 @710 ……\sいずれにせよ。 後は、目覚めるのを待つだけですね……。 魔力のほとんどを消費した私たちには、 もはやそれしかできませんから……。 @830 我やシシトの魔力も、 とっくに底を尽いてしまったからな。 @102 ……それにしても。 魔力が完全に尽きた場合でも、 変身って解除されるんですね。 (おまけに服は残るし……) @710 魔力あっての魔法少女ですからね。 @100 あっ、そうだ女神様。 !wait20 @102 約束どおり、変身について 僕の話を聞いてくださいね。 @710 そういえばそうでしたね。 せっかくなので、 この場で聞けるだけ聞いておきますよ。 @100 そうですか、じゃあ遠慮なく……。 ……。 !wait20 @102 ……\sとは言ったものの。 一体何から話せばいいのやら……。 @710 あら、良い点が多すぎて 困るほどあるのですか。 それは嬉しい限りですね。 @102 ……。 !wait40 !bgs @1 「……ん。」 @100 ! @710 ! @410 ! @830 ! @1 部屋の中が一瞬にして静寂に包まれる。 その中で、1つの声だけが木霊する。 「う……うーん。」 「……。」 !wait40 @400 ……。 @1 ゆっくりと、セトは目を開いた。 そしてまだ寝起きの目をこすりながら 辺りの様子をうかがう。 @410 ……。 @830 ……。 @710 ……。 @1 彼女は、本当にセトなのか…… \sそれともリセットなのか……。 もしかしたら…… 全くの別人なのかもしれない……。 はっきりとした確証を持たない僕たちは、 ただ黙ってセトの様子を見続けていた。 !wait20 @400 ……。 ここは……。 @100 ……\s僕の部屋だよ。 @400 えっ……。 @1 僕の声に反応して、 セトがこっちに顔を向ける。 @400 ……。 @100 ……。 @1 そして、セトと目が合った……。 まだ半開き状態の目ではあったが、 その透き通るような青い瞳は 確かに僕の方に向けられていた。 @402 ……。 @100 ? @1 しかし僕の顔を見たあと、 急にセトの表情が崩れる。 @100 ……セト? @402 ……。 @100 (……) !wait20 (まさか……) !bgs(環境)心拍 @1 ふと、数日前の光景が頭をよぎる……。 このタイミング…… \sこの会話の流れ…… \sこのセトの表情……。 何もかもが……同じだった……。 セトが記憶を失くした、あの時と……。 @100 (……) !wait20 (嘘だろ……) (そんな事……\sあるわけ無いだろ……) @1 どうして嫌な事っていうのは、 こうも簡単に予測できてしまうんだ。 ようやく全部思い出せたのに……。 今まであんなにつらい思いをしてきたのに……。 セトは……\sまた記憶を……。 !wait40 もしかしたら……。 セトは……\s一生このままなのか? もしかしたら……。 セトは……\sもう元には戻れないっていうのか? もしかしたら……。 もしか……\sしたら……。 ……。 そんな最悪のシナリオばかりが、 次々と頭に浮かんでくる……。 悪い考えばかりで、 頭の中が埋め尽くされていく……。 ……\sどうして。 どうして、こんな事ばかり考えるんだ……。 そんな誰も望んでいない事を……。 ……。 それが……\s運命だっていうのか……。 !wait40 !bgs ……\sしかし。 そんな僕の考えも、 次の瞬間には全てきれいさっぱり 吹き飛んでしまった。 僕にとっては聞き慣れた、 あの言葉を再び聞くことができたから……。 !wait40 @402 \n[2]\n[2]\n[2]\n[2]せ\n[2]\n[2]\n[2]ん\n[2]\n[2]\n[2]ぱ\n[2]\n[2]\n[2]い\n[2]\n[2]\n[2]…\n[2]\n[2]\n[2]…\n[2]\n[2]\n[2]。 @100 えっ……? !wait40 !se(Action)跳ね !wait5 !bgmエンディング1 @1 \f[44]「せんぱいいぃぃぃ!!」 @411 !? @831 !? @104 うわっ!! ちょ、ちょっと、セト!? @1 「私……\s帰ってこられたんですね!?」 「本当に助かったんですね!?」 「本当に……\s本当にっ……!」 !wait40 「……\sうっ……。」 「ぐすっ……\sひっく……。」 「ほ……\s本当に……\sひっく……。」 「本当に……\s待っててくれたんですね……。」 @102 あ……。 !wait20 @100 ……\sうん、\sもう大丈夫。 良くがんばったね。 おかえり……\sセト……。 @1 「ぐすっ……\sひっく……。」 「た……\sぐすっ…… \sただいま……\sです……\sひっく……。」 @100 ……。 !wait20 よかった……。 本当に……\s本当によかった……。 @412 ……。 @833 ……。 @710 ……。 !wait40 えー……。 お取り込み中のところ、 大変申し訳ないのですが……。 @402 ……へっ? !wait20 !se(Action)跳ね @401 \f[32]き……きゃあああっ!! @104 ビクッ!! !wait20 @401 (あわわわわ……) (ほ、他の人が見てたのに……) (わ、私なんて事をおおおっ!) @830 (……\sふっ) (どうやら、記憶が戻っても この性格は変わらないようだな……) @401 ガクガク @102 ……。 !wait20 あー……\sセト? ちょっと落ち着いて……。 @401 はっ! !wait20 @402 ……。 す……すみません……。 え、えーと……。 @100 女神様から話があるみたいだよ。 @402 めがみさま? !wait20 @400 ……っ! あ、あなたは……。 @710 はじめまして、セトさん。 私はマジカルパレスの女神。 あの子の……\sリセットの姉です。 @400 ……。 あなたが、リセットさんのお姉さん……。 @710 ……単刀直入に聞きます。 !wait20 リセットは……\sどうなったのですか? @400 ……。 !wait20 リセットさんは…… \s泣き疲れて寝ちゃいました。 1人ぼっちじゃないって分かったから、 今は安心してぐっすりと眠っています。 もう、あの子は大丈夫ですよ。 @710 ……\sそうですか。 !wait40 @1 ←(セトに深々とお辞儀をする) @402 えっ……? !wait20 @710 ……\sセトさん、\sありがとうございます。 そして……\sごめんなさい……。 あなたがいたからこそ、 リセットを本当の意味で救ってあげる事が できたというのに……。 私はあなたの事など考えもせず、 自分勝手に事を進めようとしていました。 あの子と全く同じはずのあなたを、 ただの記憶の一部としか とらえていなかったのです。 本当に、申し訳ありませんでした……。 @402 女神様……。 !wait40 @400 ……\sそれは違いますよ。 謝るなら……私じゃなくて あの子に謝ってあげてください。 あの子は、 あなたにただ謝って欲しかった……。 『ごめんね』って、たった一言を 言って欲しかっただけなんですよ。 あの子の記憶の中にいるあなたは、 悪いと思った事はきちんと謝ってくれる 優しいお姉さんだったんですから……。 @710 ……。 !wait40 ……なるほど。 あの子の言ったとおり…… \s私はだいぶ変わってしまったようですね。 あの子は何も変わっていなかったのに、 私の方から歩み寄ろうともしなかった……。 神としての立場にこだわり、 それを守り続けようとしていました。 父との約束を果たすために……。 @100 ……。 @710 ……でも、私は間違っていました。 今まで私がしていた事は、 父が望んでいた事ではなかった……。 父が本当に願っていた事は…… \s神として立派に生きていくのではなく、 姉妹で助けあって生きていく事……。 私は1人の神である前に、 1人の姉であるべきだったんです。 それなのに、あの子には ずっとつらい思いをさせてしまいました……。 私は、姉として失格です……。 もう……あの子に 会わせる顔もありません……。 !se(Action)跳ね @404 \f[32]そんなことありません!! 会わせる顔がないなら…… \s向こうから会いたくなるように もっと努力すればいいんです! @710 ……っ! @400 ……。 あなたが本当にやるべき事は、 これからなんですよ。 これからも、あの子の憧れ続けた お姉さんでいてあげてください。 あの子は今もここにいて、 あなたの事を見ているんですから……。 @710 ……。 !wait40 ふふっ……。 まるでリセットにしかられているみたいで、 とても懐かしい気分です。 !wait20 ……\sそうでしたね。 これからが、私の本当の役目です。 \r[妹たち,・・・]に誇れる姉であるように、 私もがんばらなければいけませんね。 @400 えっ……? @710 ですが、これで全ての危険が 去ったわけではありません。 セトさんの言うとおり、 リセットはまだあなたの中にいます。 あなたがこの世界にとって、 危険な存在である事に変わりはありません。 本来ならば、 存在してはいけないのですから……。 @402 あっ……。 @100 ……っ! @710 ……\sですから。 全て元通りというわけにはいきません。 あなたには今後……。 !se(Action)跳ね @103 ま、待ってください女神様!! 一体セトに何をっ……! @710 ……\sあなたには今後、 マジカルパレスの監視の下で 日常生活を送ってもらいます。 監視者は……\sシシトさんです。 @100 ! @400 ! @710 シシトさん、セトさん。 これからは、なるべく行動を共にして、 魔力に異常がないかどうかを チェックするようにしてください。 分かりましたね? @102 えっ……。 @402 えっ……。 !wait20 @1 \f[44]「「えええええっ!?」」 @101 ちょ、ちょっと、女神様!! いくらなんでも唐突過ぎませんか!? @401 そ、そうですよ!! まだ早いですよ!! @102 セト……まだ早いじゃ意味がおかしくない? @401 え……\sいや…… \sその……\sあの……\sえーと……。 @102 ……これは異常状態に入るのだろうか。 @833 (やれやれ、シシトも相変わらずか……) @710 まあ、実際はそれほど 心配する事でもないでしょうから、 1日1回会う程度で構いませんよ。 @102 ってか、なんで僕なんですか? @710 あなたが一番適任だからですよ。 シシトさんでしたら、 魔力のシンクロの効果がありますので、 より安全性が増しますからね。 @102 ああ、なるほど……。 @402 ……。 で、でも……。 そうなったら、シシト先輩が 大変じゃないんですか? @710 あら、彼じゃ不安ですか? @401 い、いえ!そんな事はありません!! @710 ……と言う事です、シシトさん。 どうか引き受けてくれませんか? @102 ……。 !wait20 はぁ……\s分かりました……。 その仕事引き受けまーす。 @710 ありがとうございます。 そう言ってくれると信じてました。 @102 ははは……。 @402 先輩……すみません。 @102 まあ、この方が安心だからね。 @710 ……では、私はこれで失礼します。 いつまでもマジカルパレスを 空けておくわけにはいきませんので……。 @400 あ、はい。 @710 クロウ、あなたにも来てもらいますよ。 現場に居合わせた者として、 今回の事態について説明してもらいます。 @830 ……分かりました。 @102 女神様、その前にステ……。 @710 それでは、またいつかお会いしましょう。 『転移』。 !se(Action)シュイーン @260 @400 あ……。 @102 ……行ってしまった。 (まだステッキの話してないのに……) !wait40 @412 ……。 あの……\s犬山さん? @401 わっ!ふ、冬村さん!? !wait20 @402 ご……ごめんなさい。 今まで気付いてなくて……。 @410 いいのいいの。 犬山さんが無事だったんだから、 そんな細かい事気にしないよ。 それよりも……。 !wait20 @412 ……。 犬山さん……\sおかえりなさい……。 @400 あ……。 !wait20 @404 ……はいっ! 冬村さん、ただいまです!(ピシッ) @412 ……\sよかった。 これで……また元通りだね。 @402 あっ、冬村さん。 後で私が休んでいた間の 授業のノート見せてくれませんか? @102 さすがセト、記憶が戻って さっそく授業の心配か……。 @412 あはは、もちろんだよ。 私のでよければ、 いくらでも見せてあげるよ。 !wait20 @410 ……\sじゃあ、\s私も家に帰るね。 @102 えっ、もう帰っちゃうの? @412 だ、だって、今日は月曜日だよ。 早く帰って支度しないと、 学校に遅刻しちゃうもん。 それにお風呂にも入りたいし……。 @100 ……そっか。 冬村さんも、昨日からずっと セトの側にいたんだもんね。 @410 当然だよ、犬山さんは 私の大切な友達なんだもん。 @402 冬村さん……。 @412 ……。 !wait20 戻ってきてくれて……\s本当に嬉しいよ……。 私、もう大切な人を 失いたくなかったから……。 もし2人がいなくなってたら……\s私……。 @100 あ……。 @402 ……。 @412 あ、ごめん…… なんだかしんみりしちゃったね。 !wait20 @410 せっかく2人とも無事だったのに……。 こんな話、場違いだよね。 @102 あ、いや……。 @402 そ、そんな事は……。 @410 ……っ! @413 そうだよ!お祝いしようよっ! 題して、犬山さんの復活記念パーティー! @400 へっ? @412 せっかく元に戻ったんだもん、 これくらいしないとねっ! 今日学校行ったら、 みんなで相談して準備しておくよ。 イヤな事をすっきり忘れられるくらい とびっきりのパーティーをするから、 楽しみに待っていてねっ! @100 冬村さん……。 @400 ……。 !wait20 @404 ……は、はいっ! \sありがとうございます! 私、楽しみにしていますね! @412 ふふっ、期待しててね。 !wait20 @410 ……\sちょっと話し込んじゃったね。 そろそろ行かないと、本当に遅刻しちゃう。 @102 いや、まだ早朝だよ。 遅刻の心配はないんじゃないかな? @412 女の子は支度に時間がかかるんだよ。 @102 そんなものかなぁ……。 (いくらなんでもかかり過ぎじゃないの?) @410 ……\sさてと。 !wait20 !se(Action)学内歩き !wait35 !se(Action)ドア開け @1 ガチャ @410 あ、それと犬山さん。 @400 ? !wait20 @410 ……\s今日は特別だからね。 私も負けないから……。 @402 えっ……? @412 ふふっ……\sそれじゃまたね。 犬山さん、シシト君。 @400 あ、はい。 @100 またね。 !se(Action)ドア閉め @1 バタン !se(Action)学内歩き !wait35 !se(Action)学内歩き !wait50 @400 ……行っちゃいましたね。 @100 ……そうだね。 @400 ……。 @100 ……。 !wait20 @102 ……。 (なんか気まずいな……) (てか、どうして急に みんないなくなるんだ?) (忙しいのは分からなくもないけど……) @402 ……\sあのー。 し……\sシシト先輩……? @100 ……何? !wait20 @400 ……。 本当に……ありがとうございます。 私がこうして無事に帰ってこられたのも、 全ては先輩のおかげです。 先輩は……私の命の恩人です。 @102 いや、命の恩人だなんて大げさだよ。 セトが助かったのは、 他でもないセト自身が がんばったからじゃないか。 @402 で、でもそれは先輩が 私を助けに来てくれたから……。 @100 ……僕は、何もできなかったよ。 セトを助けようとして、 その途中で力尽きてしまった……。 助けに行ったはずだったのに、 僕の方がセトに助けられちゃったんだ。 魔力の暴走を止められたのだって、 女神様やクロウ、それに冬村さんが がんばったからだしね。 何かをやっているつもりで、 僕は結局、何もやっていなかったんだ。 @402 そ、そんな……。 @100 リセットの事だってそうさ。 あの子は、昔のセトと 全く同じだったというのに……。 僕はあの子を助けるどころか、 抑え込む事しか考えていなかった。 セトを助ける事しか 考えていなかったんだ。 セトに教えられるまで…… その事に気付かなかった。 1人じゃ何もできない、 無力な人間なんだよ……。 @402 ……。 @102 ……だからさ。 僕のおかげだとか、命の恩人だとか、 あんまりそういう風に思わない方がいいよ。 僕は……本当にどうしようもな……。 @404 \f[40]そんな事ありません!! @104 ビクッ!! @402 先輩は無力なんかじゃないんです! だって、私やリセットさんが助かったのは、 先輩がきっかけをくれたからなんですよ! @102 えっ……? !wait20 @400 ……\sいつだってそうでした。 私が1人ぼっちじゃなくなったのも…… \s記憶を取り戻す事ができたのも…… \s魔力の暴走を止める事ができたのも……。 全ては、先輩がきっかけなんです。 本当に大切なのは、 どれだけがんばったかじゃない…… \sいつがんばろうとしたかですよ。 !wait20 @404 先輩は、いつだって最初に動いてた…… \s最初にがんばってたじゃないですか! 先輩が最初にがんばったからこそ、 みんなもがんばる事ができたんです。 みんなにきっかけを与えるのだって、 立派な力じゃないですかっ! だから、先輩は無力じゃないんです! 私はそう思います! @100 ……。 !wait20 @402 ……\sそれに。 1人じゃ何もできないのは、 先輩じゃなくて、私の方ですよ。 先輩やみんなの力があって、 私はようやくリセットさんを 助けてあげる事ができたんですから……。 !wait20 @400 ……\sでも、\sシシト先輩は違います。 @100 違う? @402 忘れちゃったんですか? 私たちが初めて会った時……。 シシト先輩は自分1人の力だけで、 私を助けてくれたじゃないですか。 あの時あの場所にいたのは、 間違いなく先輩1人だけだったんですよ。 @102 あ……。 !wait20 @1 ギュッ ←(シシトの手を握る) @100 ……っ! @402 ……。 !wait20 だから……。 もっと、自分に自信を持ってください……。 たとえ周りの人がどう思ったとしても……。 先輩がたった1人で私を助けてくれた事を、 私はいつまでも覚えています。 ずっと……\sずっと信じていますから……。 どうか……\s先輩も忘れないでください……。 @100 セト……。 !wait40 @1 スゥゥゥ…… @100 ! @1 セトの言葉を聞いて、 僕の心が少しずつ軽くなっていく……。 あの日から僕の心に渦巻いていた、 どこかやりきれない思い……。 僕を縛り続けていた罪の意識……。 僕の心に重くのしかかっていたそれが…… \s次第に薄れていく感じがした……。 !wait40 @100 (……) (サエちゃん……) !wait40 (僕を……\s許してくれるの?) @1 ああ……そうか……。 また忘れてしまうところだった……。 僕は、ようやくあの時の 償いを果たす事ができた……。 今度こそ、助ける事ができたんだ……。 ……。 !wait20 ……いや。 助けられたのは、僕の方か……。 あの時セトを助けられたのは、 僕1人の力じゃなかったんだから……。 !wait40 魔力のシンクロ……。 僕とセトの間に 魔力のシンクロが発生していたから、 僕は普段以上の力を出す事ができた。 だからこそ、セトを助ける事ができたんだ。 もしも他の誰かだったら、 僕は助けられなかったかもしれない……。 もしも誰も助けられていなかったら、 僕はいつまでも過去を引きずったまま、 暗い生活を送っていたのかもしれない……。 僕の今の生活も…… 存在していなかったのかもしれない……。 !wait40 セトだったから……\s助けられた……。 セトに会えた事で……\s僕も助けられた……。 いくつもの偶然が重なって…… \s僕たちは……\sお互いに救われたんだ……。 !wait40 \f[44]ギュッ! @401 ひゃっ!? @100 ……。 !wait20 そう……\sだよね……。 ありがとう……\sセト……。 本当に……\sありがとう……。 @402 え、あの、その……。 !wait40 @403 ……。 ど……\sどういたしまして……。 @100 ……。 @403 ……。 !wait40 あ、あの……\sシシト先輩……。 ちょっと……\s苦しいです……。 @102 ……へっ? !wait40 !se(Action)跳ね @104 \f[44]のわあああぁぁぁ!! @401 ビクッ!! !wait20 @104 (ななななな……)  (何をやっているんだ僕は!?) (なんでいきなりセトに 抱きついちゃったりしてるんだ!?) @402 ……。 @102 ……。 あ……その……。 ご、ごめん、セト……。 なんか勝手に体が動いちゃって……。 @402 い、いえ……。 べ、別に気にしてないですよ……。 @102 (……) (うっわぁ……) (これって明らかに気にしてるよね?) (まあ、突然あんな事されたら こんな反応になるのは当然か……) (僕ってバカだな……) @402 (……) (はぁ……) (余計な事言っちゃったかな?) (ちょっと嬉しかったのに……) (私のバカ……) !wait20 @400 ……\sあ。 @100 ? @400 そういえば、言い忘れるところでした。 !wait20 @404 シシト先輩っ! 今までご馳走してもらったり、 家に泊めてくれたりして、 本当にありがとうございました! 突然の事だったのに、 こんなに素晴らしいもてなしをして頂けて とても感謝しています! @102 あ、いや、あれは別に……。 (食事は普通だし、 寝床は僕の使ってたベットだしなぁ……) @404 とにかくっ! 今日からはまた普通の生活に戻れます。 もうシシト先輩やスズナさんたちに ご迷惑をかける事もありません。 今まで大変お世話になりました! @102 いやいや、迷惑なんて事は無いよ。 僕としては、むしろ嬉しかったし……。 @403 えっ……? @102 毎日おかずのある食事が……。 @401 結局そういうことですか!? @102 ははっ……。 @402 ……だ、だったら。 今度、何かおかずになる物でも作って 持ってきましょうか? お世話になったお礼という事で……。 !se(Action)爆発音 @103 \f[44]よっしゃー!! @401 いやっ、喜びすぎですからっ! @102 おっと、ついつい……。 !wait20 @400 ……。 でも……。 それが…… いつものシシト先輩なんですよね……。 @102 いつもって、どういう所が? @400 日常からちょっとずれてる所ですかね。 @102 はぁ……。 僕もセトのように 普通の生活がしたいよ……。 @402 あっ、でも……。 これからの私の生活も、 少し変わったものになると思いますよ? @102 あ、そっか、リセットがいるんだもんね。 !wait20 @100 ……\sごめんね、セト。 @400 えっ? @100 セトは普通の生活をしたがってたのに、 こんな事になっちゃってさ。 僕がもっと早く気付いていれば、 こんな事にはならなかったのに……。 @402 そ、そんな、何も先輩が 謝る事なんて無いじゃないですか。 なるべくしてなった事なんですから……。 !wait20 @400 ……\sでも、\sいいんです。 どんな生活だったとしても、 それが私にとっては普通なんですから。 開き直って、 前向きに生きていけばいいんですよ。 @100 ……。 どんな生活でも……か。 !wait20 @102 ……\sうーん。 なんだか、僕の方が 逆に励まされてる気分だ……。 セトってやっぱりすごいね……。 そんな風に、気持ちをすぐに 切り替えられるなんてさ……。 @400 これも先輩のおかげですよ。 昔先輩に教えてもらった事を、 そのままお返ししただけなんですから。 @102 ああ、それもそうか……。 @404 私にとって、シシト先輩は 人生のお手本ですからねっ! @102 僕の人生は、あんまり いいお手本にはならないと思うけどね。 @404 何を言ってるんですか!? 魔法の国の女神様と知り合いだなんて、 とってもすごい事じゃないですか! 今の私にとって、これ程 心強いことはありませんっ! @102 女神様と知り合いになったのは、 アクアフロートに引越してきてから なんだけどね……。 @400 えっ、そうだったんですか? @102 うん、色々と面倒ごとに巻き込まれてね。 まあ、今のことを考えれば、 不幸中の幸いだったけど……。 @402 本当に、偶然ってすごいですね……。 まさか女神様が、リセットさんの お姉さんだったなんて……。 @102 ホント、世間は狭いねぇー……。 !wait20 @100 (……) (考えてみれば……) (女神様がこの世界に来たのも…… \s僕がここに引越してきたのも…… \s魔法少女にスカウトされたのも……) (僕たちにとっては、 これ以上無い幸運だったんだな……) @400 ……先輩、どうかしましたか? @100 \f[8]運命……か……。 @400 えっ……? @102 あ、いや、ちょっと考え事をね……。 これからまた大変そうだなぁーって。 @402 ……そうですね。 毎日シシト先輩と 会う事になっちゃいましたから……。 @102 ちゃんと会う時間や場所を 決めとかないと、いらぬ誤解を招きそうだ。 まあ、面倒かもしれないけど、 そこは我慢してね。 @403 は、はい、大丈夫です……。 \f[8]むしろ嬉しいので……。 @100 ……セト、大丈夫? なんかまた顔赤くなってるけど、 やっぱり熱でもあるんじゃない? どうせなら、もう2、3日くらい ウチでしっかり休んでった方が……。 @401 だだっ、大丈夫です!! @102 ……ホントに? @401 は、はいっ! この通りピンピンしてますからっ!! @102 (どっちかって言うとビクビクじゃ……) !wait20 @404 ! そ、そうだっ! @100 ? @404 色々ありましたけど、 ようやく元の生活に戻れたんです。 だから、 ちゃんとあいさつをしておかないと……。 @102 ……あいさつ? なんでまた急に? @401 べっ、別にいいじゃないですか!! @102 ……? @404 ク、クロウさんだって言っていましたよ。 物事には終わりがあるけれど、 それは新しい始まりでもあるんだって。 これは元の生活の再スタートですから、 あいさつをするのは当然じゃないですか。 @100 ……\sまあ。 言われてみれば……それもそうだね。 @404 そういうわけで、 改めて言わせてもらいますっ! @100 ……。 @400 ……。 シシト先輩……。 !wait20 @404 これからも、よろしくお願いします! !wait10 !se(Action)ビシッ @1 \f[32]ピシッ @100 うん、こちらこそよろしくね。 !wait30 !se(Action)ビシッ @1 \f[32]ピシッ @400 あ……。 @102 ……\sははっ。 やっぱり…… あいさつはあいさつらしくしないとね。 単にセトのマネしただけだけど……。 @403 で、でも、先輩の敬礼も なんだかカッコイイですよ。 まるで本物の警察官みたいです。 @102 これでも一応は警官志望だからね。 そう言ってもらえるとありがたいよ。 !wait40 !bgm !se(Action)ドア開け @1 ガチャ @100 んっ? @400 えっ? !wait40 !bgm緊急事態 !se(Action)爆発音 @120 \f[40]シシトっ!! 聞かせてもらったわよ!! !se(Action)爆発音 @111 \f[40]ほほほほほっ!! 予想以上の成果ね!! @101 姉さんと母さん!? (今日の朝帰ってくるの忘れてた!) @401 シイナさんにスズナさん!? (何ですかこのオチは!) !wait20 @120 シシトもやればできるじゃないの。 まさかセトちゃんに 「これからもよろしくお願いします。」 なんて言わせちゃうなんて……。 @102 いや、それは セトの記憶が戻ったからで……。 @111 あらあら、それは良かったわね。 セトちゃんの記憶が戻った上に 告白までされちゃうなんて。 @401 こっ、こくはくううううう!? @101 うおーい!! 僕の話ちゃんと聞いてた!? さっきのはそういう意味じゃないから!! @401 そそっ、そうですよっ! 私はただ、これからシシト先輩と 毎日会う事になったから よろしくお願いしますと言っただけで……。 @120 えっ……? @110 毎日……? @101 セトォォォ!! その言い方は誤解されるぞぉぉぉ!! @401 はっ!! !wait20 @120 ま……\s毎日ですって……? デートとかならまだ分かるけど…… \s毎日会うだなんて……。 !wait20 !se(Action)爆発音 \f[44]あなたたちっ!! 一体何があったの!? 何がどうなったら 一日でそんな関係になるのよ!? !se(Action)爆発音 @111 \f[44]やったわ父さんっ!! ついにシシトが目覚めたわよ!! (何かに) @401 あわわわわ…… なんか話がとんでもない事に……。 @101 違うんだぁぁー!! 頼むから話を聞いてくれぇぇー!! @120 ……あ、いい事思いついた。 母さん、いっそバルトさんも呼んで、 2人ともウチに住まわせちゃえば? @111 あら、それは名案ね♪ @401 えええええっ!? @104 なんてこと言い出すんだアンタらはっ! セトはさっき 家に帰るって言ったばっかりだよ!? @110 あら、それは残念ね。 セトちゃんがウチにいれば、 いつでも好きな時に から揚げを作ってあげるのに……。 @400 えっ……。 !wait20 @402 う、うーん……。 @101 い、いや……\s悩まないでしょ! \sそこは普通にノーでしょ!! @120 (自分だっておかず付きの食事が ちょっといいなと思ったくせに……) !wait20 @102 ……だいたいさ。 ウチはウチでじいちゃんがいるんだよ? 今はじいちゃんの部屋が余ってるけど、 帰ってきたら余計な部屋なんてないじゃん。 @120 その時は地下室でも作って そこに住んでもらえばいいじゃない。 @111 もしくは帰って来させなければ問題なし♪ @104 なんだ、その扱いは!? 肉親より他人のじいちゃんを 大事にする家族なんて聞いた事ないよ!? @120 何を言ってるのよシシト。 将来はあなたのおじいさんに なるかもしれない人なのよ。 @111 結婚を前提に付き合うなら これくらいしてもバチは当たらないわ\wh @401 けけけけけっこんんんん!? !se(Action)爆発音 @105 \f[36]話を飛躍させるなぁぁー!! !mvシシトの部屋 !mv住宅地 !wait20 @1 させるなぁぁー!! \f[20]せるなぁぁー! \f[16]るなぁー。 \f[12]なぁー \f[8]ぁ… !wait40 @412 ふふふっ、 こっそり出てきて正解だったな。 ドッキリ作戦大成功……\sなんてね。 @1 \f[18]「だから誤解なんだー!!」 「この状況のどこに誤解があるって言うのよ!!」 「セトちゃん、これからは『お母さん』って呼んでもいいわよ〜♪」 「えええええっ!?」 !wait40 !bgm !wait20 @410 ……。 !wait20 私も負けない……\sか。 ……。 !wait20 強がりだよね……。 犬山さんが起きた時のシシト君…… \sすごく嬉しそうな顔してた。 あんなの見ちゃったら、 もう結果なんて分かりきってるのにさ……。 !mvnil !wait60 @1 ……。 姉さん……\sちゃんと見ていてあげた? あの日、シシト君は 姉さんを庇って撃たれた……。 でも結局、姉さんは 撃たれて死んでしまった……。 シシト君は、ずっとその事を 引きずったまま生きてきたんだよ。 助ける事ができないって、 あの時からずっと悩み続けていたんだよ。 ……。 !wait20 でもね……。 たいぶ時間がかかっちゃったけど、 シシト君はようやく悩みを解決できた……。 今度こそ……\s本当に助ける事ができたんだよ。 こうして、犬山さんが助かったんだから……。 ……。 !wait20 姉さん……\s私、知ってるよ……。 姉さんも……\sシシト君が好きだったんでしょ? ……\sでも、\s許してあげてよね。 私も我慢するからさ……。 ……。 !wait20 だから、シシト君……。 もう1つだけ……約束して……。 !wait40 今度こそ……\s最後まで守ってあげてよね。 !wait140 @0 あれから、1ヶ月が過ぎた……。 !wait80 !mv住宅地 !bgm住宅街 !wait20 @410 ウロウロ…… !se(Action)学内歩き @200 ん、あれは冬村さんじゃねーか。 おーい。 @411 ビックゥ!! !wait20 @412 あ、ああ……リョウヘイ君こんにちは。 @202 なんでシシトの家の前で ウロウロしているんだ? @412 う、うん、ちょっとね……。 @200 ……\sああ、\sなるほど。 シシトへのクリスマスプレゼントか。 @411 な、なんで分かったの!? @202 いや、プレゼントが 大きすぎて見えてるから……。 !wait20 !se(Action)ドア開け @1 ガチャ @100 あれ?冬村さんとリョウヘイがいる。 @200 よう、シシト。 @412 こ、こんにちはシシト君。 @100 僕に何か用事? @412 し、シシト君の部屋に こっそりプレゼントを置きに……。 @102 住居侵入ですか……。 @202 おいおい、そんなことやったら 捕まっちまうだろ。 @102 孤狩さんか御大さんに 頼めば何とかなると思うよ。 @412 うんうん。 @202 この事情聴取コンビめ……。 @100 ところで、リョウヘイは何をしに? @200 これからゲーセンに行こうと思って、 シシトも誘いに来たんだよ。 今日はクリスマスイベントもあるし、 来ないと絶対に損するぜ。 @410 ピクッ (ゲ、ゲーセン?) @100 ……そうだね。 用事を済ませたら行ってもいいよ。 @200 用事って、その手に持ってるやつか? @102 ま、まあね……。 @200 ……ふーん。 あのシシトが彼女にプレゼントをね……。 @102 別にそんなんじゃありません。 @202 へっ、よく言うぜ。 お前らあの一件以来 毎日のように会ってるじゃねーか。 @102 いや、だからそれは……。 @202 はいはい、そういう事にしといてやるよ。 @410 私にはプレゼントないのかなー。 @102 後でゲーセンのメダルでも おごってあげるよ。 @412 ホントに? @200 えっ、冬村さんもゲームやるの? @411 (はっ、思わず本音がっ!) ……。 @412 ……。 ちょ……\sちょっとだけね……。 @200 へぇー、意外だなー。 !wait20 @202 って、なんでシシトが知ってるんだよ。 @102 まあ、色々あってね……。 !wait20 !se(Action)学内歩き @1 スタスタ @250 む、どうしたんだお前たち、 こんな所に集まって……。 @100 あ、アルバートだ。 @200 そういうお前こそ、 なんでこんな所にいるんだよ? @250 俺はいつも通り 幼女を探しているだけだが……。 @102 ちょっと待った。 元々君はネコミミの女の子を 追っていたんじゃないのか? @250 幼女にネコミミバンドを付けさせれば ノープロブレムだ。 @201 ギャー!! @104 やめろー!!それこそ犯罪だー!! @250 大げさだぞ村上。 冗談に決まっているだろう。 @102 冗談でも言わないよそんな事……。 @251 俺はネコミミ女一筋だっ!! @105 ガーン!! @202 その根性だけは認めるがな……。 @410 (……シシト君も大変だね) !wait40 !bgm @1 ピリリリリ…… @100 あ、電話だ。 !se(System)ピッ @1 ピッ !wait20 @100 もしもし? ……。 ……。 !wait40 !seエンディングテーマ2 @103 ……っ! 分かった、今すぐ行くよ! !se(System)ピッ @1 ピッ !wait20 @100 ……みんなごめん。 ちょっと急ぎの用事ができたから、 これで失礼するよ。 @200 ん、ああ……。 @250 また会おう。 @410 じゃあね、シシト君。 @1 タッタッタッ @200 ……。 @250 ……何の用事だろうな。 @202 俺が知るかよ。 @250 だが、今のシシトの話し方を聞く限り、 電話の相手はおそらく……。 @202 だろうな。 一体どこで何やってんだか……。 @410 (……) (あーあ……) (またお仕事か……) !wait20 @200 ……ところでさ。 せっかくだから、 これから2人もゲーセンに行かないか? 後でシシトも来るだろうから、 たまにはみんなで楽しもうぜ。 @250 ……ちょっと待て。 俺はともかくとして、 冬村はゲームができるのか? @200 なんでもちょっとだけ やったことがあるらしいぜ。 @250 ほう……。 @200 な、冬村さん、だから……。 @410 ……。 @202 ……? おーい、冬村さ……。 @412 ふっふっふっ……。 @202 へっ? @412 ……。 いいよ……。 今日はちょっぴりセンチな気分だし…… \s久しぶりに全力出しちゃおーっと。 @202 ぜ、全力って……。 @410 ほらっ、ぼさっとしてないで、 早くゲーセンに行きましょう。 @201 えっ!? なんか態度がさっきと違う!? @250 ふむ、どうやら 中々の手馴れのようだな……。 ならばその実力……見せてもらおうか。 !se(Action)跳ね @413 望むところよっ!! @1 タッタッタッ ←(ゲーセンへ向かって走る2人) !se(Action)跳ね @202 あっ、おいっ! 2人とも待てよっ!! @1 タッタッタッ !mvnil !wait40 !mvマジカルパレス !wait20 !se(Action)ページをめくる @1 バサッ! @710 ……\sふぅ。 これでようやく半分くらいですか。 残り半分…… \s気合を入れ直してがんばりましょう! @833 ……。 あの、女神様……? @710 何ですか、クロウ? @833 いくら年末で書類が増えているからって、 夜通しで仕事をされては体に毒ですよ。 少しくらいお休みになられては……。 @710 心配は無用です。 私はトーテムを持つ者……。 トーテム能力者は、睡眠時間を ほとんどとらなくても大丈夫なんです。 @833 それは我も存じ上げていますが……。 @710 うつらうつら…… @831 だからたまには寝てくださいって!! 寝ぼけて書類を書かれると、 我やスケイルが苦労するのです!! @710 く、クロウが苦労するのですか……。 ぷっ、くっくっくっ……。 @831 ダジャレはいいですから!! お願いですから寝てください!! @710 しょうがないですね〜。 もう少しで一段落するので、 そしたら仮眠をとりますよ。 @833 (……\sまったく) (真面目に仕事を してくれるようになったのはいいが……) (これじゃ我の負担は 以前と全く変わらないではないか) !wait20 !se(Action)学内歩き @1 \c[3]「相変わらず騒々しいな。」 \c[1]「ここは昔っからこんなもんだぜ。」 @710 あら、あなた方でしたか。 @830 ……やけに早い帰還だな。 確かお前たちは、2人組の危険指定人物を 追っている最中ではなかったのか? @1 \c[3]「そいつらを捕まえたから 引渡しに戻ってきただけだ。」 @833 なんだと!? 今まで散々手を焼いていたあいつらを、 こんな短期間で捕まえたというのか!? @1 \c[1]「ふはははは!!」 \c[1]「俺様にかかればこれくらい朝飯前だぜ!」 \c[3]「お前は何もやってないだろう。」 \c[3]「役に立つと言うなら、 『ホールド』くらい使ったらどうなんだ?」 \c[1]「いや、無理だって!!」 \c[1]「俺は\r[それ使ったせいで,・・・・・・・・] 死んじまったんだから!!」 \c[3]「やれやれ……。」 @710 ……\sそれにしても。 あなた方の働きは、 本当に素晴らしいですね。 魔法を悪用する者たちを 取り締まるために、意識の海から 呼び寄せたのがあなた方で良かった……。 @1 \c[3]「感謝するのは俺の方だ。」 \c[3]「まさか神に生き返らせられるとはな……。」 @710 お礼ならばクロウに言ってください。 魂の選別中に、あなたを推薦したのは クロウなんですから……。 @830 お前の意志の強さは、 我もよく知っていたからな。 @1 \c[3]「俺はお前に会った事など 無いはずなんだが……。」 @833 まあ、色々事情があったのだ。 @1 \c[1]「じゃあ一緒に選ばれた俺は やっぱり頼りになる漢なんだな!」 @830 お前の場合はたまたまだ。 近くを漂っていた所を、 女神様が見つけて生き返らせて くれたのだからありがたく思え。 @1 \c[1]「へっ、俺が生き返って嬉しいくせに。」 \c[1]「実は俺に惚れて ツンデレな態度とってるんじゃねーの?」 @830 ……噛み砕くぞ。 @1 \c[1]「ごめんなさい……。」 @710 それはそうと、今日はクリスマスです。 せっかくですから、あの子に 会いに行ってあげてはどうですか? @1 \c[1]「あれ、仕事以外の行動は 基本的にダメなんじゃ?」 @710 よく働いてくれているあなた方へ、 私からのささやかなプレゼントです。 あの子もきっと喜びますよ。 @1 \c[3]「……前にも言ったはずだ。」 \c[3]「たとえ可能だとしても、 俺は会いに行く気など無いと……。」 \c[3]「俺は……すでに1度死んでいる。」 \c[3]「今出て行ったところで、 かえって混乱させるだけだからな。」 @710 それなら問題はありませんよ。 今や彼女も、 マジカルパレスの関係者ですから。 @1 \c[1]「でも女神様、クロウを サポートに行かせなくてもいいんですか?」 \c[1]「あっちはあっちで、 結構危険な事やってるんですよ。」 @830 心配はいらぬ。 魔法だけなら、我よりも上手く使える。 それに、あいつが側に ついているのだからな……。 @1 \c[1]「あ〜あ、ホントうらやましい限りだぜ。」 \c[1]「俺もあんな子がパートナーだったらなぁ……。」 \c[3]「……。」 @710 ふふっ……。 実はあなたも、彼の事を 結構頼りにしているんですよね? @1 \c[3]「ふんっ!」 \c[3]「別に頼りになどしていない。」 \c[3]「そこら辺の男よりは、 少しはましだと思って任せているだけだ。」 \c[1]「へへっ、それはどうかな?」 \c[1]「実は裏であんな事やこんな事を……。」 !se(Action)カチャッ カチャッ \c[1]「……\sへっ?」 \c[3]「もう一回死んで来い……。」 \c[1]\f[32]「わーっ!!」 \c[1]「ちょ、タンマ、タンマ!!」 \c[1]「冗談、冗談だからっ! 拳銃なんて向けるんじゃねーよ!!」 \c[1]「第一、俺がいないと\r[目標,ターゲット]の情報とか 伝えたりできないんだぞ!!」 @830 安心しろ、 生命の結晶はまだ十分に残ってる。 あと2、3回は死んでも問題ない。 @1 \c[3]「それを聞いて安心した。」 \c[1]「……。」 \c[1]「た……。」 !se(Action)跳ね \c[1]\f[32]「助けてくれぇぇー!!」 !se(Action)跳ね \c[3]\f[32]「逃がすかっ!!」 !se(Action)銃声 \c[1]「うわっ、本当に撃ちやがった!!」 \c[3]\f[20]「待てぇぇー!!」 \c[1]\f[16]「イヤだぁぁー!!」 \f[12]……。 \f[8]……。 @830 ……\sふっ。 なんだかんだで、いいコンビだな。 あの2人といい勝負だ……。 @710 うつらうつら…… @831 だから女神様! 仕事か寝るかどっちかにしてください!! @710 むにゃむにゃ……。 (リセット、姉さんはがんばってますよぉ〜) !mvnil !wait40 !mv中央公園 !wait20 @130 ふうっ……魔物退治完了っと……。 !se(Action)学内歩き @1 「先輩、今日もおつかれさまでした。」 「……\sって、\s怪我してるじゃないですか!?」 @131 ああ、かすり傷だから大丈夫だよ。 @1 「ダメですよ、ちゃんと治療しないと……。」 「……\s『治癒』!」 !se(Action)シュビー !wait10 !se(Event)アイテム入手A !wait5 !se(Event)アイテム入手A @134 ふぅ……。 @131 @130 ……いつも悪いね。 ありがとう……\sセト。 @404 サポートは私の役目なんですから、 これくらいは当然ですよっ。 @131 セトの魔法とシンクロ効果があると 本当に戦闘が楽だなぁ。 リス君の1000倍くらい助かるよ。 @402 でも、今の私が使えるのは、 回復と補助の魔法だけですけどね……。 @130 いや、それだけで十分さ。 セトまで戦う必要は無いよ。 !wait20 @131 ……\sでも、\s本当に良かったの? いくらリセットの魔力を 少し使えるようになったからって、 魔物退治の手伝いをしたいだなんて……。 @400 でも、私が手伝いたいって言った時、 女神様とっても喜んでいましたよ? @131 マジカルパレスは 人手が不足しているみたいだからね。 僕としては、危険な仕事だから あんまりオススメできなかったけど……。 @400 危険は承知の上ですよ。 こうなると分かっていたからこそ、 リセットさんは私に魔力を 貸してくれているんですから……。 @130 分かってた? @404 私だって、いつも先輩に 助けてもらってばかりじゃイヤなんです。 だから、少しくらいは 先輩のお手伝いをしてあげないと 私の気が済みません。 恩には恩を、ですよっ! @130 恩には恩を……か。 @131 ……\sいかにもセトらしい理由だね。 @400 (……\sそれに) (こうしていれば、少しでも長く 先輩と一緒にいられますからね……) @130 ……セト、どうかした? @401 な、なんでもないです!! @131 ……? @402 そ、それじゃ、もう帰りますか。 先輩も色々やる事があるでしょうし……。 @130 あ、やる事で思い出した。 @1 ゴソゴソ !wait20 !se(Event)アイテム入手A @400 ……\sえっ? @130 電話で呼び出された時、 ちょうどセトにこれを渡しに行こうと 思ってた所だったんだ。 @403 こ、これって、ひょっとして 私へのクリスマスプレゼントですか? @130 いつも手伝ってもらってるから、 そのお礼も兼ねてね。 @403 あ、あの…… さっそく開けてみてもいいですか? @130 どうぞ。 !se(Action)ページをめくる @1 ←(包みを開けて中身を取り出す) @400 ……っ! こ、これって……。 @130 うん。 みんなでアクアフロートを回った時に 見つけた薄青色の髪飾りだよ。 セトが欲しそうにしてたから、 ちょうどいいかなと思って……。 @402 で、でも、 これってすごく高かったんじゃ……。 @131 女神様からお小遣いをもらったんだよ。 これでクリスマスプレゼントでも 買ってあげてくださいってさ。 @400 そうだったんですか……。 !wait20 @404 ……じゃあ、さっそく付けてみるので、 ちょっとだけ待っててください。 @131 あ、うん、分かった。 (待ってないとダメなんだ……) !mvnil !wait40 !mv中央公園 !wait20 @404 シシト先輩、どうですかっ!? @131 ……どうと言われてもなぁ。 @402 ……私には似合ってませんか? @132 い、いや! そういうわけじゃないから!! !wait20 @131 ……\sただ。 今まで誰かに贈り物とか した事なんて無かったから、いまいち リアクションがとり辛くてね……。 @402 ……やっぱり先輩は先輩ですね。 @131 ……そうかもね。 !wait20 @130 あ、ところでさ。 僕はこれからゲーセンでリョウヘイと 遊ぶ事になってるけど、セトも来る? @404 はいっ!ご一緒させてもらいます! @131 あ、でも先に家に帰って服着ないとね。 さすがに全裸じゃマズいから……。 @402 不便な変身ですね……。 @131 全くだね……。 @400 じゃあ、先に先輩の家ですね。 @131 あれ?セトもついてくるの? @404 昼間にそんな格好で歩いていたら 不審人物と間違われますよ。 先輩が家に着くまでは、 私がちゃんとサポートします! @131 いや、さすがに そこまでセトに迷惑はかけられないよ。 @400 別に迷惑だなんて思ってませんよ。 困った時はお互い様ですからね。 @131 まあ、それもそうか……。 !wait20 @130 ……\sじゃ、\s行こうか? @400 はーい。 !se(Action)学内歩き @1 スタスタ !mvnil !wait40 @131 (……\sやれやれ) (この分だと、ゲーセンに着いたら またリョウヘイに冷やかされそうだな……) (どう言い訳しようか……) !wait20 @130 (……\sでも) (これでも別に悪くはないんだけどね……) (こうしていれば、 いつでもセトを助けてあげられるから……) @400 先輩、どうかしましたか? @131 なんでもありません。 @402 ……? !wait60 @1 ……。 1人の女の子の夢から生まれた私……。 周りとは少し違った環境の中で、 孤独を抱えながら 日々の生活を過ごしていた。 あの子の影として、 あの子と同じ道をたどっていた。 ……。 でも……。 この人に出会った事で、 私の世界は大きく変わった。 目の前に示された、新しい道……。 私は導かれるままにその道を進み、 閉じられた世界から抜け出す事ができた。 私は……救われたんだ……。 ……。 これが……\s私の人生……。 みんなとはちょっと変わってるけど…… \s私にとっての普通の生活……。 いくつもの出来事が繋がってできた…… \s私だけのたった1つの物語……。 その全ては偶然だったのかもしれないし…… \s運命だったのかもしれません……。 ……\sでも。 これだけは……はっきりと言えます。 !wait40 私の\r[物語,ゆめ]は……\sまだ終わらない……。 この出会いに……\sこの結末に……。 そして、これから先も…… \sこの人と一緒に未来へと歩んで行ける事に……。 心から……\s感謝しています……。 !wait80 @0 The story centering on one girl is continuing. This story is... !wait20 !se !wait100 !bgs(環境)波の音 !wait80 !mv海岸公園 !wait20 !se(Action)学内歩き !wait35 !se(Action)学内歩き !wait70 @250 ……。 神……\sか……。 俺は今まで、 神を信じた事など一度も無いのだがな。 ……。 !wait40 どうしてだろうな……。 今だけは……\s神を信じてみたくなった……。 ……。 !wait40 ならば……。 この俺の疑問にも…… \s神は答えてくれるのだろうか……。 !wait40 俺は……。 !wait40 !bgs !mvnil !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx @1 「一体いつになったら、  ネコミミ女を捕まえられるんだ?」 !wait80 @0 This story is... !wait80 \f[32]\m[116] Silhouette Extra Tale\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]\m[0] \m[500] S\m[0]\c[6]ilhouette \m[500]E\m[0]\c[6]xtra \m[500]T\m[0]\c[6]ale !wait10 !se(System)キー3 \f[32]\> \ \ \<セト物語 \s\>-完- !wait40