#Another Days -遅咲きの春- !v28=1 !v35=1 !bgm静かな時 ……えー。 突然ですが、みなさんはじめまして。 私はアクアフロートにある薙島高校で\> \<教師として働いている者です。 趣味は……パンツ収集です。 ……変わった趣味だとよく言われます。 ですが、それ以外の面では\> \<いたって普通だと思っています。 多忙ながら充実した毎日を送っており、\> \<収入も安定していて、未来は明るいです。 ……。 ですが……。 そんな私にも、2つだけ悩みがあります。 まず1つは、我が校の校長が結成した\> \<『オヤジンジャー』という謎の集団の\> \<一員になってしまっていること……。 そしてもう1つは……。 ……\r[未,いま]だに独身であるということです。 !wait40 !se(system)キー1 !wait5 !se(system)キー1 !wait5 !se(system)キー1 !wait5 !se(system)キー1 !wait5 !se(system)キー1 !wait5 !se(system)キー1 !wait5 !se(system)キー1 !wait20 !se(system)キー2              EX シークエンス \f[50] \f[10] \f[50]遅咲きの春 \f[20]                     Spring !se(system)キー3 !bgm !wait80 !mv中央公園 !bgm公園 !wait20 @310 ハーイ、全員集まりましたネー。 それでは今日も張り切っていきまショー。 @530 おうっ! @551 やりますぞ! @300 ……はぁ。 @0 !bgm !wait30 !bgmバトル01 @310 とうっ、オヤジンジャーブラック、参上! @530 ふんっ、オヤジンジャーイエロー、参上! @300 お、オヤジンジャーホワイト、参上! @551 はあっ、オヤジンジャーグリーン、参上! @310 我らっ! @530 4人揃って! @551 中年戦隊……。 !wait20 !bgm !se(Action)爆発音 @1 \f[44]オヤジンジャー!! !wait30 !bgm公園 @310 はい、お疲れ様デース。 @530 今日もバッチリ決まったな。 @551 うむ、実に見事な決めポーズでしたぞ。 @300 ……そうですね。 @310 OH、ホワイト。 @300 はい? @310 どうもホワイトは登場の時に 少し迫力が欠けている気がしマース。 次回からは、もう少し気合の入った 登場をするように心がけてくだサーイ。 @551 何事も最初が肝心ですからな。 @300 ……分かりました。 次からは気をつけます。 @530 ……。 @310 デーハ、本日の決めポーズの練習は これでおしまいデース。 次は各自の鍛錬の時間にしまショー。 @551 了解ですぞ。 !wait20 !se(Action)ミス !wait15 !se(Action)ミス !wait15 !se(Action)ミス !wait15 !se(Action)ミス !wait15 !se(Action)ミス @310 HAHAHA!シーシートーコワース!! ←(日本刀フルスイング中) !se(Action)ズシャアアー @551 グリィィィンスプラァァァッシュ!! ←(体から緑色のガス噴出) @1 ……。 !wait30 @300 ……。 うーん……。 @530 おい、ホワイト。 @301 ビクッ! は、はい!? @530 お前、最近どうしたんだ? なんか練習に集中できてねーみたいだし、 いっつもため息ばかりついてるじゃねーか。 何か悩みでもあんのか? @300 い、いえ、別にそんなことは……。 @530 ……もしかして、これか? @1 ←(小指を立てる) !se(Action)跳ね @301 なななな何でそうなるんですか!? @530 はっはっはっ、やっぱりそうか。 お前は分かりやすい奴だな。 @300 か、からかわないでくださいよ。 私は真剣に悩んでいるんですから……。 @530 まあまあ、そう怒るなよ。 俺でよければ相談に乗るぜ? @300 相談……ですか? @530 お前には息子が世話になってるからな、 ちょっとした礼みたいなもんさ。 それに、その手の話に関しては、 俺のほうが人生経験は豊富だぜ。 だから、話してみろよ。 もしかたら、人生の先輩として何か アドバイスでもしてやれるかもしれねぇぞ。 @300 ……。 !wait20 そうですね……。 では、聞いていただけますか? @530 おう、いいぜ。 @1 ……。 !bgm !wait40 @300 ……。 あれは、ちょうど1ヵ月前……。 私がアクアフロートの教育委員会に 出席した時のことでした。 !mvnil @0 !mv !wait40 !mv301教室 !bgmStation !wait20 @300 えーと、今日の発表資料はと……。 @320 君もだいぶ手慣れてきたものだな。 初めての委員会の時に、あれほど ガチガチになっていたのが嘘のようだ。 @300 さすがに何度も出席していますので、 もう慣れてきましたよ。 私だって、いつまでも 若造ではありませんからね。 @320 そうだな……。 後はいい嫁さんをもらえば 何も言うこと無しだ。 @300 ははっ、結婚なんて当分先の話ですよ。 私は教育者として、まだまだ多くのことを 学ばなければなりませんからね。 @320 そんなことを言ってると、 一生独り身になってしまうぞ。 君もいい年なんだし、 縁談の1つでもしてみたらどうだ? @300 縁談……ですか。 @320 何なら、私の娘でも紹介しようか? @301 ええーっ!? @320 はっはっ、冗談だよ。 @300 お、驚かさないでくださいよ……。 @320 だが、結婚に関しては冗談抜きだぞ。 君がその気なら、私も知人に掛け合って いい人を探してあげよう。 @300 いえ、お気持ちだけで十分ですよ。 求める物は自分で探し出してこそ 意味がありますから……。 ←(パンコレを集める時のポリシー) @320 ほう、それは感心なことだな。 その意気があれば、 きっといい人が見つかるだろう。 @300 そう言っていただけると嬉しいです。 @320 式を挙げる時は、 ちゃんと私も呼んでくれよ。 @300 ははっ、当然じゃないですか。 どうせなら、出席されるだけでなく スピーチのほうも……。 !wait20 !bgm !se(Action)ドア開け @1 ガチャ @520 えーと……ここでいいのかしら? @300 ……っ! !mvnil !se(Action)雷光 !se(Action)バリア音 @1 その時、私は自分の体の中に いなずまが走ったような衝撃を感じました……。 !mv301教室 !bgmほんわかムード !wait20 @520 あの、すみませんが……。 @301 ビクッ! @320 はい、何でしょうか? @520 アクアフロート教育委員会の会場は こちらでよろしいのでしょうか? @320 ええ、そうですよ。 @520 そうですか、ありがとうございます。 この委員会に出席するのは これが初めてでして……。 @320 なるほど、そうでしたか。 @520 申し遅れましたが、 私はアクアフロート第4地区にある塾で 講師をしている者です。 以後お見知りおきを……。 @320 これはご丁寧にありがとうございます。 我々は薙島高校に勤める教員です。 私は副校長、後ろの彼は 2年生のクラスを受け持っています。 @301 どっ、どうも、はじめまして! @520 あら、薙島高校の方でしたか。 私どもの塾にも、そちらの生徒さんが よく通われています。 @320 そうですか、ウチの生徒たちは ご迷惑をかけていませんか? @520 いえいえ、みなさんとても優秀な 生徒さんたちですよ。 彼らの勉強意欲がさらに向上するように、 私どもも精一杯がんばらせていただきます。 @320 それはそれは、頼もしい限りですな。 ……\sおお、そうだ。 @520 ? @320 確か、この会議は初めてだと おっしゃいましたね? @520 ええ、そうですが……。 @320 せっかくですので、今日の委員会は 彼に色々と教えてもらうといいでしょう。 @300 ←(その彼) @301 わ、私ですかっ!? @520 えっ、でも、よろしいのですか? @320 ご心配はいりません。 彼は我が校でも非常に優秀な教師で、 この委員会にも積極的に取り組んでいます。 分からないことがあれば、 彼に何でも聞いてください。 @520 そうですか、それは助かります。 @301 ででっ、ですが副校長。 私のような未熟者が 委員会について教えるなど……。 @320 何を言っているんだ。 いつまでも若造じゃないと言ったのは 他でもない君じゃないか。 @300 た、確かにそうですが……。 @320 私が言っているんだ、君なら大丈夫だよ。 それに、私はこれから 委員会の打ち合わせがあるから 彼女に教えることはできないんだ。 ウチの生徒がお世話になっているんだし、 君がしっかりとサポートしてあげなさい。 @300 ……。 は、はい……。 分かりました……。 @320 では、私はこれで失礼します。 始めての委員会で緊張するでしょうが、 どうかがんばってください。 @520 はい、ありがとうございます。 !se(Action)学内歩き @1 スタスタ ……。 @300 ……。 行ってしまった……。 @520 では先生。 今日はよろしくお願いしますね。 @301 は、はいっ! こちらこそ、よろしくお願いします! @520 ? なんだか緊張していませんか? @301 あ、いえ、その……。 @520 やはり、何度か出席しても、これほどの 委員会となると緊張されるんですね。 @300 そ、そうですね……。 学校の職員会議などとは わけが違いますから……。 先生も、さぞ緊張なさっているでしょう。 @520 はい、こんな雰囲気は初めてです。 上手くできるといいのですが……。 @300 そこまで固くならなくても大丈夫ですよ。 言ってみれば、この委員会は 大きな発表会場みたいなものですからね。 自分の発表さえ終われば、 後は楽になさっていても問題ないでしょう。 @520 お気遣いしていただいて ありがとうございます。 ですが、だからと言って 手を抜くわけにはいきません。 生徒たちにより良い学習環境を 整えるために、私たち教職に携わるものが しっかりと話し合わなければ……。 @300 (……真面目な人なんだなぁ) (\r[今時,いまどき]にしては珍しい……) @520 ……あのー。 @301 は、はいっ! 何でございましょうか!? @520 ……\sふふっ。 本当に緊張してらっしゃるんですね。 口調がおかしくなっていますよ。 @301 え、あっ……。 ……。 @300 ……。 も、申し訳ありません……。 私もまだまだ未熟のようです。 @520 いえ、気になさらないでください。 @300 それで、何の話でしたか? @520 よろしければ、先生の学校での話を 聞かせていただきたいのですが……。 @300 学校での話……ですか? @520 はい。 生徒たちが学校でどのような 勉強の取り組み方をしているのか たいへん興味がありまして……。 そのあたりの話を、 \r[是非,ぜひ]聞かせて欲しいんです。 @300 ……なるほど。 @520 どのような内容でも構いません。 それに、そういう話をすれば、 先生の緊張もほぐれると思いますよ? @300 ははっ、そうかもしれませんね。 ……\s分かりました。 では、さっそく……。 @0 !mvnil !wait40 !bgm !wait40 @1 とまあ、このような感じで……。 私たちは委員会が終わるまでの間、 様々なことを話し合いました。 薙島高校の教育体制については もちろんのこと……。 私の学校での取るに足らないような出来事も、 彼女は真剣に聞き入っていました。 ……。 第一印象どおり…… \s彼女はとても真面目な人でした。 教師としての高い理想……。 それを実現するための 何事にも熱心に取り組む姿勢……。 その姿は、まさに教師の鑑と呼ぶに ふさわしいものでした……。 !wait40 !mv中央公園 !wait20 @300 ……\sあの日以来。 彼女のことを考えると いてもたってもいられなくなり、 夜も満足に眠れません。 そのせいで、仕事や訓練にも なかなか集中できないんです。 イエロー、私はいったい……。 !bgmコミカル @530 ぐおー、ぐおー……。 !se(Action)ビシッ @301 って、寝ないでくださいよっ! @530 ……ん。 お、おぅ……わりぃ……。 難しい話はどうも苦手でな……。 @300 (そこまで難しい話だったろうか……) @530 まあ、とにかくだ。 お前はそのインテリねーちゃんに 一目惚れしちまったんだな。 @301 そっ、そんなんじゃありませんよ! 私はただ、彼女の教育者としての 姿勢に\r[感銘,かんめい]を受けて……。 @530 まどろっこしいこと言うなよ。 じゃあ、お前は結局どうしたいんだ? @300 ……。 !wait20 率直に言うと…… \sもう1度彼女と話がしたいです。 今度は教育以外の話についても……。 @530 式はいつ挙げるとか、 新婚旅行はどこにするかとかか? @301 ち、違いますっ! 勝手に話を進めないでください! @530 がっはっはっ、そうムキになるなよ。 ホワイトもまだまだ青春してるんだな、 俺の若い時にそっくりだぜ。 @300 ……まあ、とにかく。 このままではいけないと 自分でも思ってはいるんですが……。 私はいったいどうすればいいのやら……。 @530 どうするも何も、惚れた女には アタックあるのみだろうが。 @301 ア、アタック!? @530 まあ、それはちと早いか……。 とりあえずは食事とかにでも 誘ってみりゃいいんじゃねーか? どの道、もう1回会わないことには 何も解決しないだろうよ。 @300 それはそうなんですが……。 @530 なんだ、何か問題でもあるのか? @300 ……。 あの時は話をするのに手一杯で、 肝心の連絡先を聞いていなくて……。 @530 っかぁ〜、ダメじゃねーか。 @301 す、すみません……。 @530 俺に謝ってどーすんだよ。 @301 ああ、私としたことが……。 @530 お前、仕事とパンツ以外は さっぱりなんだな……。 もっと色々なことをやらないと 人生損をするぜ。 ゆとり教育とかってのもあるくらいだし、 時間は十分にあるんだろ? @300 ……ゆとり教育はとっくの昔に 廃止されましたよ。 \f[16]※(現在は2017年) @530 俺の時間は10年前から 止まったままなのさ。 @301 変な理屈を持ち出さないでください! !wait20 @530 ……で、どうするんだ? 相手が塾の先生だって言うなら、 連絡を取る方法は色々あるだろ? 例えば、その塾に電話するとか……。 @300 食事の誘いで塾に電話するのも 変な話だと思うんですが……。 @530 じゃあ塾の前で見張るか? @300 向こうがいつ終わるか分からない上に、 私も時間にあまり余裕がありません。 @530 それならウチの息子使って呼び出すか? @301 や、やめてくださいよっ! そんなの恥ずかしいじゃないですか! @530 おいおい、そんなこと言ってたら 何もできないじゃねーか。 いったいどうすんだよ? @301 うーん、うーん……。 !wait30 !bgm @1 だいぶお困りのようですネー。 @300 えっ? @530 おっ? !wait30 !bgmバトル01 !wait5 !se(Action)学内歩き @310 話は聞かせてもらいましたよ、ホワイト。 !se(Action)学内歩き @551 恋の病とは厄介なものですな。 @301 ブ、ブラックにグリーン!? @530 なんだ、お前らも聞いてたのかよ。 @551 我々の仲間が悩み苦しんでいるのを 放っておくわけにはいきますまい。 @310 グリーンの言うとおりデース。 これはオヤジンジャー全体に関わる 問題ですからネー。 @301 そ、そんな大げさな……。 @310 大げさではありまセーン。 これはホワイトに与えられた 試練なのデース。 @530 試練だぁ? @310 イエース。 この試練を乗り越えた時、 ホワイトは真のオヤジンジャーとして 生まれ変わる事ができるのデース。 @301 はああっ!? @551 ふむ、なるほど……。 ホワイト殿はオヤジンジャーにおける 自分の立場に疑問を感じているようだと 思っていましたが……。 それはホワイト殿が 真のオヤジンジャーでは なかったからなのですな。 @530 つまり、この試練を乗り越える事で、 ホワイトは真の意味でオヤジに…… \s真のオヤジンジャーになれるってわけだ。 @310 その通りデース。 @301 なんですか、そのムチャクチャな話は!? そもそも、私が疑問を感じているのは もっと別の意味であって……。 @310 (無視) みなサーン、今こそオヤジンジャーとしての 団結力を示す時デース。 全員でホワイトをバックアップしまショー。 @301 ええーっ!? @530 おしっ、一丁やってやろうぜ! @551 ホワイト殿のため…… \sオヤジンジャーのため…… \sワシも最大限の努力をいたしましょう! @310 ズバリ作戦名は……。 !wait20 !se(Action)爆発音 @1 \f[40]「オヤジンジャーの\> \<\c[2]恋愛\c[0]プロデュース!!」 @301 何でそうなるんだぁぁー!! @311 HAHAHA! @0 !mvnil !wait40 !bgm !wait40 @1 ……\sはぁ。 私個人としては、できるだけ穏便に ことを進めたいと思っていたのですが……。 なんだか、事態はとんでもないことに なってしまったようです。 ……。 先行きが不安でなりません……。 !wait40 !mvコンビニ !bgmほんわかムード !wait20 @530 ……ってわけでだ。 食事場所には、ウチの料理屋を 全面的に貸し出してやるぜ。 @300 し、しかし、イエロー。 何も店をまるごと貸してくれなくても……。 @530 仲間のためだ、これくらい気にするな。 元々ウチは客なんて たまにしか来ないんだし……。 @300 それは料理屋として どうかと思うんですが……。 @530 まあ、そう言うな。 その分、腕によりをかけた料理を 出してやるからよ。 @300 はぁ……。 @530 それにしても、ブラックとグリーンは どこに行っちまったんだろうな? @300 『ある物』を手に入れて来ると言い残して、 どこかに消えてしまったんですよね。 !wait30 @1 ガラッ ←(ドアの開く音) @310 2人とも、遅くなりマーシタ。 @550 待たせましたな。 @530 おっ、ウワサをすれば。 @300 ブラック、それにグリーンも。 (今はブラウンと言った感じだが……) @310 ホワイト、これを見てくだサーイ。 !se(Action)ページをめくる @1 パサッ @300 ……\s書類? !se(Event)アイテム入手A @1 ホワイトは『謎の書類』を手に入れた。 @300 ……。 住所、\s氏名、\s連絡先、\s担当科目……。 !wait20 @301 ……って、これってまさか!? @310 イエース。 彼女の個人情報デース。 @301 なんでこんなモノが ここにあるんですか!? @310 校長特権を使って データを引き出しマーシタ。 @301 それって職権乱用じゃないですか!? そんなことをして大丈夫なんですか!? @310 心配は無用デース。 後始末はオヤジンジャーマッドに お願いしてありマース。 @301 オヤジンジャーマッドが!? @140 (ふっ、これくらい朝飯前じゃわい) (作業が早く終わって暇じゃから、  ホワイトの名前でも変えておこうかの) @301 なんかよからぬ電波が聞こえたぞ!? @310 HAHAHA。 !wait30 @550 それと、イエロー殿。 @530 んっ、なんだ? @550 これはワシが\r[方々,ほうぼう]を回って 集めてきた食材ですじゃ。 これを使ってホワイト殿に 素晴らしい料理を出してくだされ。 !se(Action)ドゴン @1 ←(大量の肉や野菜が袋に入っている) @530 おおっ、こいつはすげぇや。 感謝するぜ、グリーン。 @300 (食材が少し緑がかって見えるのは  気のせいだろうか……) @550 ほっほっ、驚くのはまだ早いですぞ。 !se(Action)ドゴン @1 \f[32]ドサッ @300 ずいぶん大きな袋ですね……。 @530 こっちはなんだ? @550 海で魚を取っていた時に たまたま\r[仕,し]\r[留,と]めた大物ですぞ。 @300 ほお……。 @530 んじゃ、ちょっと確認させてもらうぜ。 @1 ゴソゴソ ……。 @300 ……。 いったいどんな大物を……。 !wait30 !bgm !se(Action)ページをめくる @401 !bgmサブコミカル !se(Action)跳ね @301 うわあああああっ! ひ、人があああああっ!! @530 なんでぃ、犬山の嬢ちゃんじゃねーか。 @300 し、知り合いなんですか? @530 海で釣りをしていると たまに泳いでるのを見かけるぜ。 まだ釣ったことは無いんだが……。 @301 って、釣る気だったんですか!? @401 \f[16]あわっ……あわわ……。 @530 おっ、どうやら気付いたみたいだぜ。 @300 き、君、大丈夫か? @401 \f[16]け、けむり……緑の煙がぁぁ……。 @301 緑の煙!? @550 ほっほっほっ。 @301 グリーン、あなたは海で 何をやってきたんですか!? @401 \f[16]ガクガク…… @530 ……\sうーん。 しかし、これは困ったな……。 いったいどう料理したもんか……。 !se(Action)ビシッ @401 \f[16]ビクッ!! !se(Action)爆発音 @301 \f[40]料理するなぁぁー!! @0 !mvnil !wait40 !bgm !wait40 @1 とりあえず、少女を家に帰した後……。 私はさっそく彼女に電話をしました。 突然の電話であったため、 彼女は最初とても驚いていましたが……。 なんと、私の食事の誘いを 快く\r[承諾,しょうだく]してくれました。 食事の予定は、明日の夜……。 ブラックは、校長として顔を知られているので、 明日は裏方に専念することになりました。 イエローは、明日出す料理のために、 今日は徹夜で仕込みをすることになりました。 グリーンは、不敵な笑みを浮かべながら、 どこかへ消えていきました。 ……。 その夜……。 私は期待と不安で頭がいっぱいになり、 まったく寝付けませんでした。 あまりに眠れなかったため、 明日履くパンツを一晩かけて選んでいました。 そのせいで、次の日はうっかり寝坊しかけ、 学校では何度も居眠りをしていました。 ……。 そして、一日の仕事も終わり……。 私は待ち合わせ場所で彼女と合流し、 イエローの料理屋へ向かいました……。 !wait40 !mvコンビニ !bgmほんわかムード !wait20 @1 ガラッ ←(ドアの開く音) @530 はい、いらっしゃい。 @300 こんばんは、ご主人。 @530 おっと、先生でしたか。 そちらは同僚さんですか? @300 まあ、そんなところです。 @520 落ち着いた雰囲気のお店ですね。 ここにはよく来られるんですか? @300 え、ええ……。 @530 先生はここの常連さんなんですよ。 @520 まあ、そうなんですか。 @300 (そういう設定にしたからな……) @530 いやぁ、先生方はついてますねぇ〜。 実は、ついさっき良い食材が 手に入ったところだったんですよ。 @300 おっ、本当ですか? @520 いい時に来られましたね。 @530 他にお客さんも来てませんし……。 今日は先生方のために、 腕によりをかけたおいしい料理を ごちそうしましょう。 どうぞ楽しみにしていてください。 @520 はい、ありがとうございます。 @300 では、あそこの席にでも座りましょうか。 @520 分かりました。 !se(Action)学内歩き @1 スタスタ ……。 !wait30 @300 ふぅ……。 @520 だいぶお疲れのようですね。 やはり仕事がお忙しいのですか? @300 いえ、そんなことはないです。 ただ、昨日は色々ありまして、 いささか寝不足だったものでして……。 @520 まあ、そうだったんですか。 @300 でも、全く問題はありませんよ。 食事に招待したのは私なんですから、 眠いなんて言ってられませんしね。 @520 ふふっ、それもそうでしたね。 @300 ……。 あ、あの……。 今日は食事に来ていただいて、 本当にありがとうございます。 突然の電話で申し訳なかったですが……。 @520 いえいえ、こちらこそ お誘いをいただけて感謝しています。 私としましても、先生とはもう少し 話をしたいと思っておりましたので……。 @301 ほ、本当ですか!? @520 はい。 実際の教育現場で教える人の話は、 私にとって大変参考になります。 是非、今日も色々な話を聞かせてください。 @300 あ、はい……。 (ああ、そういうことか……) ……\sでは。 前回の続きからでも……。 @0 !mvnil !wait40 !bgm !wait40 !mv自宅 !bgmコミカル !wait20 @310 ←(店の奥からのぞいている) @530 ←(右に同じ) @550 ←(以下略) @310 ……\sフーム。 なかなか順調な滑り出しですネー。 @530 割と仲良さげに話してるじゃねーか。 さすがはホワイトだ。 @550 しかし、安心するのはまだ早いですぞ。 @530 ああ、その通りだ。 女っつうのは、ちょっとしたことで すぐ気が変わっちまうからな。 @310 その前に、さらなるアプローチを加えて ホワイトをバックアップするのデース。 @550 うむ、それが良いですな。 @530 上手くいっている時は、 ガンガン攻めるのが大事ってもんだ。 @202 いや、上手くいってんなら そっとしといてやりゃいいじゃねーか。 @530 おっ、リョウヘイか。 お前も気になって様子を見に来たのか? @202 人ん\r[家,ち]にオヤジどもがこれだけ集まれば 気にならない方がどうかしてるぜ。 ……。 @200 まあ、先生の様子が気になったのも 事実だけどな。 俺にとってもいい話のネタにもなるし……。 @550 リョウヘイ殿も物好きですな。 @202 そういうアンタもな。 @550 ほっほっ、人生は何事も経験ですぞ。 @530 ……\sよし。 じゃあ、俺は料理を運んでくるとするか。 そのついでにホワイトの背中を ぐいっと押して来てやるぜ。 @310 頼みましたよ、イエロー。 @550 がんばってくだされ。 @200 親父、ヘマすんなよな。 @530 はっはっはっ、ヘマなんてするかよ。 俺を誰だと思ってるんだ? @202 うっかりICカードをなくしちまう 間抜けで大雑把なダメ親父。 @530 リョウヘイ、それは過ぎた話だ。 いつまでも過去を引きずってるようじゃ 真の漢にはなれねぇぜ。 @202 いや、別に漢にならなくていいから、 少しは過去から学習してくれ……。 @530 さーて、一丁やるとするか。 !se(Action)学内歩き @1 スタスタ ……。 @202 ……。 聞いちゃいねぇ……。 @0 !mvnil !wait40 !bgm !wait40 !mvコンビニ !bgmほんわかムード !wait20 @520 ……\sなるほど。 簡易な入学システムに 学習度別のクラス編成ですか……。 今の学校というのは、 塾とあまり変わらないのですね。 @300 ははっ、おっしゃるとおりです。 これではどちらが学校で どちらが塾か分かりませんな。 @520 高校教育の大前提としてあるのは 大学への進学ですからね。 やはり学習効率などを考えると、 自然と似たようなシステムになるのでしょう。 @300 ……。 @520 ? どうかしましたか? @300 ……。 先生は本当に真面目な方なんですね。 どんな時でも教育のことを 第一に考えておられて……。 @520 あっ……。 !wait30 !bgm すみません……。 @300 ……えっ? !bgm黄昏 @520 ……。 せっかくのお食事の場なのに、 こんな話ばかりしてしまって……。 ……迷惑でしたよね。 @301 と、とんでもございません! 迷惑どころか、むしろ尊敬していますっ! @520 そ、尊敬ですか? @300 そうですとも。 常により良い教え方を考えることは、 教育者としてはごく当たり前のことです。 しかし、それを実践に移すことは 並大抵の努力では無理だと思います。 本当の意味でそれを実践している人は、 私の知る限りあなたしかいません。 私は同じ教育者として、 そんなあなたを心から尊敬しています。 @520 ……。 @300 ? どうされましたか? @520 ……。 !wait20 ありがとうございます……。 @300 えっ? @520 私は生徒たちの学習意欲の向上のために、 今まで様々なことをやってきましたが……。 プライベートでもこんな話ばかりするので、 塾の同僚からは煙たがられていました。 私の話をちゃんと聞いてくれる人なんて、 周りには誰もいなかったんです。 私は、ただ生徒たちのためを思って やっているだけなのに……。 @300 ……。 生徒のことが好きなんですね……。 @520 ……はい。 私は小さい頃、塾に通っていた時に 1人の先生と出会いました。 その先生は、生徒がどんな質問をしても イヤな顔1つせずに何でも答えてくれました。 休憩時間になっても、生徒の側を離れずに ずっとお喋りをしていたんです。 当時の私はその行動に疑問を感じ、 ある日先生に聞いてみることにしました。 すると先生は、にっこりと笑いながら たった一言で答えてくれました。 「みんなが好きだから」って……。 @300 ……。 @520 先生は、生徒のことが 本当に大好きな人だったんです。 そんな先生に、私は強く憧れました。 いつか私もこんな先生になりたい……。 そう思った私は、こうして 塾の講師になる道を\r[志,こころざ]したんです。 @300 ……。 そうだったんですか……。 @520 でも、ときどき悩んでしまうんです。 同僚からは賛同を得られずに、 気持ちだけが空回りしているようで……。 本当に、これで良かったのかと……。 @300 良いに決まってるじゃないですか。 @520 えっ……? @300 あなたに悪い理由なんて無いですよ。 あなたは、自分の信じた道を まっすぐに進んでいるだけなんですから。 他人にどう思われようとも、 決して間違ってなんかいないんですよ。 @520 ……。 @300 好きな物事に対する向上心というのは、 何よりも強いんです。 それを簡単に失ったり、 諦めたりしてはいけないんです。 どうか、これからも くじけずにがんばってください。 私はあなたを応援していますから……。 @520 ……。 先生……。 !bgm @530 っかぁ〜、いい話っすねぇ〜。 !bgmコミカル !se(Action)跳ね @520 キャッ! @301 ご、ご主人、いつの間に!? @530 先生が熱弁をふるっている間に 背後からこっそりと……。 @301 あなたは忍者ですか!? @530 いえ、しがない料理屋の店主ですよ。 @300 普通に答えられても困るんですが……。 @530 まあ、それはそうとして、 本日のメインディッシュをお持ちしました。 @300 おっ、意外と早いですね。 @520 いったいどんな料理なんでしょうか? !bgm !se(Action)ドゴン @1 \f[32]ゴトッ @300 ……っ! @530 これが当店の名物料理、 \s\f[32]\wx\f[24]オヤジンジャーソーセージ\f[32](太い)\f[24]です。 @520 ……\sえ"っ? !bgmサブコミカル !se(Action)爆発音 @301 \f[36](ノオオオォォォォォー!!) @520 ……。 ←(唖然) @530 やっぱり食材がいいと 作りがいがあるってもんです。 ここ最近では一番の出来ですよ、 \s味も太さも。 @520 ……。 !wait20 あ、あの……\s先生? @301 ビクッ! は、はいっ! @520 先生はここにいらした時 よくこれを食べるんですか? @300 え、えーと……。 @530 そりゃあもう、もりもり食べてますよ。 @301 ブーッ! @520 も、もりもりですか……。 @530 この料理は先生の大好物でしてね。 週に1回はこれを食べないと 気が済まないくらいなんですよ。 @520 こ、好物……これが……。 !se(Action)跳ね @301 (イエロォォー!!) @530 (なんだよ、下手に話をすると  ねーちゃんに怪しまれちまうぞ) @301 (怪しまれるどころじゃないですよ!) (イエローが変なことを言うから  印象を悪くしちゃったじゃないですか!) @530 (んっ、そうか?) @520 これが好物……これが好物……。 (ブツブツ) @300 (と、とにかく……) (これ以上変なことを言わないでください) (後は自分でどうにかしますから……) @530 (まあまあ、そう言うな) (ちゃんとフォローしてやっからよ) @300 (……本当に大丈夫だろうか) !wait20 @520 ブツブツ……。 @530 それにしても、先生の話は 本当に素晴らしいものでしたね。 あなたもそう思いませんか? @520 ……えっ? あ、その……。 @530 話は変わりますが、 私は釣りが大の趣味でしてね。 元々この店も、趣味の釣りがこうじて 始めたものなんですよ。 もっとも、料理や経営はシロウト同然で、 最初のうちは苦労の連続でしたがね。 @300 (今も苦労している気がするんですが……) @530 でも、先生の言葉を聞いて思ったんですよ。 やっぱり好きなことだからこそ、 今もこうして続けているんだろうなって。 @520 好きなことだから、続けられた……。 @530 私はそれを聞いて、 続けることの大切さを実感しましたねぇ。 感動して涙が出そうになりましたよ。 @301 (いや、それは大げさすぎませんか?) @520 ……。 !wait30 !bgm そうですね……。 @300 ……\sえっ? !wait25 !bgm全体マップ !wait5 @520 ……。 私も……ご主人と同じ意見です。 やはり、自分がやりたいと思ったことを 続けることは大切なんですね。 それがやる気にも繋がりますし、 何より自分のためになるんですから……。 @530 そうそう、もっと自分の気持ちも 大事にしましょうや。 あれこれ言う奴のことなんて 気にするだけ損ですぜ。 @300 (なぜかイエローがカッコよく見える……) @520 先生、ありがとうございます。 先生のお言葉、とても自信になりました。 @300 は、はぁ……。 そう言っていただけると光栄です。 @520 いえいえ、感謝するのは私のほうですよ。 こんな素晴らしい先生に会えて、 私はとても良かったと思っています。 @300 (……\sうーん) (うまくごまかせただけでなく、  ここまで印象が良くなるとは……) (これもイエローのおかげか……) @530 さすがは先生、 やっぱりタダ者じゃありませんねぇ。 こんな重みのある言葉が言えるのも、 先生の趣味にかける熱い思いが あるからなんでしょうな。 !bgm @520 ……先生のご趣味? @300 \f[16]ピクッ! @530 おや、ご存じ無かったですか? こちらの先生、\s実は自他共に認める \f[32]パンツコレクター\f[24]なんですよ。 @520 ……\sえ"っ? !bgmサブコミカル !se(Action)爆発音 @301 \f[36](ノオオオォォォォォー!!) @520 パ、パンツって……。 まさか下着の……。 @530 ええ、そうです。 先生は古今東西さまざまなパンツを 集めるのが趣味でしてね。 以前とある事件でパンツが全部 消失してしまった時も、めげることなく 買い直そうと決意されたんですよ。 まさに、筋金入りのパンツマニアですな。 @520 す、筋金入り……。 !se(Action)跳ね @301 (イエロォォー!!) @530 (なんだよ、嘘はついてないだろ?) @301 (ええっ、嘘じゃないですよ、  \sまぎれも無い事実ですよ!) (でも、何もこんな所で  言わなくてもいいじゃないですか!) @530 (ここで言わなくてどうするんだよ) (パンツはお前にとって  一番のセールスポイントじゃねーか) @301 (あんなものがセールスポイントに  なるわけ無いですよ!) @530 (そうか?) (俺は十分にすごいと思うぞ) @301 (あなたの場合は特別です!) @520 ブツブツ……。 @300 あ、あの……先生……? @520 ビクッ! @300 え、えーと……。 これは……ですね……。 @520 ……。 !wait20 か、変わった趣味をお持ちですね……。 @300 は、ははっ……。 よく言われます……。 @530 (ほら、向こうも笑ってるじゃねーか) @300 (……あれは苦笑いと言うんです) @520 と、とにかく食べましょうか? @300 そ、そうですね……。 あっ、ソーセージをお取りしましょうか? @520 あっ、いえ……。 先生の好物なんですから、 どうぞ好きなだけ食べてください。 私はあまりお腹が 空いていませんので……。 @300 そ、そうですか……。 @530 (おっ、なかなか気が利くねーちゃんだな) (ホワイトも隅に置けないぜ) @300 (……もう黙っててください) @0 !mvnil !wait40 !bgm !wait40 !mv自宅 !bgmちょっとマズい @310 ……\sフーム。 ちょっとマズいですネー。 @550 イエローが食事を運んで行ってから どうも状況が良くないですな。 何かあったのでしょうか……? !wait20 !se(Action)学内歩き @1 スタスタ @530 ふうっ。 @310 ご苦労でした、イエロー。 @550 ホワイトの様子はどうでしたかな? @530 正直、厳しいな……。 せっかく俺が話を盛り上げてやったのに、 逆にガチガチになっちまいやがった。 @310 ホワイトはダメですネー。 @202 いや、どちらかと言うと 親父が話を盛り下げたからだろ。 (先生の趣味も問題だけど……) @530 なんで俺のせいなんだ? @202 あんなモン出したら誰だって引くだろ。 ってか、ああいう料理ばっか出すから 店が繁盛しないんじゃないのか? @530 リョウヘイ。 @200 なんだよ? @530 ソーセージが食えなかったからって 俺に八つ当たりするな。 男としてみっともないぞ。 @201 別に食いたくねぇーよ! !wait20 @550 おや……\sどうやらお帰りのようですぞ。 @530 ありゃ、もう帰るのか? 料理運んでってから まだそんなに時間は経ってねぇぞ? @310 きっと仕事があるからデース。 教師というのは大変ですからネー。 @530 なるほどな……。 @202 いや、絶対に違う理由だろ。 ってか、校長先生とか見てると そこまで大変そうに見えねぇんだけど……。 @530 おっと、話してる場合じゃなかったな。 ってわけで、ちょっと出てくるぜ。 @310 分かりマーシタ。 !se(Action)学内歩き @1 スタスタ ……。 !wait30 @310 ……。 @550 さて、どうしますかな……? このままでは作戦失敗ですぞ。 @310 ……。 !bgm !wait30 ……仕方がありまセーン。 こうなったら最終手段を使いマース。 !bgm(シューティング)準備画面 @550 ……っ! @202 最終手段だぁ? @550 となると、ついに我々の出番ですな。 @310 イエース。 もしもの時に備えて 作戦を考えておいて良かったデース。 @202 あ、あの……。 @310 OH、リョウヘイさーん。 イエローにはあなたから 連絡をしておいてくだサーイ。 @550 我々は先に行っておりますので、 よろしく頼みましたぞ。 @202 えっ……? @310 グリーン、さっそく行きますヨー。 打ち合わせ通りに作戦実行デース。 @550 了解ですぞ。 !wait10 !se(Action)学内歩き !wait40 !se(Action)ドア開け !wait20 !bgm !se(Action)ドア閉め @1 バタンッ ……。 !bgmコミカル @202 ……。 いったい最終手段って……。 !wait20 !se(Action)学内歩き @1 スタスタ @530 んっ、人が減ってんな……。 @200 あれっ、親父、 先生たちはもういいのか? @530 ああ、さっき2人を見送ってきたところだ。 ところで、ブラックとグリーンは どこに行ったんだ? @200 最終手段だとか言いながら 外に出てっちまったぜ。 先に行って待ってるってさ。 @530 ……\sなるほどな。 やっぱりあの作戦をやるのか……。 @202 ……これ以上何をやる気なんだ? @530 俺たちオヤジンジャーの力を ねーちゃんに見せつけてやるのさ。 これでどんな女もイチコロだぜ。 @202 オヤジンジャーが関わってくる辺りで 失敗のニオイがプンプンするな……。 @530 じゃあ、俺も追いかけるとするか。 @202 え、店はどうすんだよ? @530 ……。 !wait30 !se(Action)ビシッ @1 ←(無言で親指を突き立てる) @201 ちょっと待て、なんだそのサインは!? @530 そのまんまの意味だろ。 店はお前に任せたぜ、リョウヘイ。 @201 人に仕事を押し付けるんじゃねぇぇー! ちゃんと店を閉めてから行けよっ! !se(Action)学内歩き @530 さて、早いとこ行かねぇと……。 @201 おいっ、スルーするなよ! @530 リョウヘイ、あんまり面白くないぞ。 @202 はぁ? @530 「スルー\r[す,・]\r[る,・]。」 !se(Action)爆発音 @201 \f[32]ダジャレに反応するなぁぁー!! @530 まあ、とにかく行ってくるぜ。 !wait10 !se(Action)学内歩き !wait40 !se(Action)ドア開け @1 ガチャ @530 ……\sああ、そうだった。 リョウヘイ。 @202 ……\sなんだよ? @530 ……。 残ったソーセージはお前の晩飯な。 それだけだ。 !se(Action)ドア閉め @1 バタンッ ……。 !se(Action)爆発音 @201 \f[40]俺に残飯処理を させるなぁぁぁぁぁ!! @0 !mvnil !wait40 !bgm !wait40 !v5=1 !mv住宅地 !bgm夜の静けさ !wait20 !se(Action)学内歩き @520 ……。 !se(Action)学内歩き @300 ……。 (うーむ……) (さっきから黙ったままだな……) (いったいどうすればいいのだろう?) @520 ……\s先生。 @301 ビクッ! は、はいっ! @520 ……今日は食事に誘っていただいて ありがとうございました。 明日も仕事でお忙しいでしょうから、 どうぞお帰りになってください。 @301 えっ、しかし……。 夜道を女性1人で歩かれるのは……。 @520 心配は要りませんよ。 ここはアクアフロートなんですから、 犯罪なんて滅多に起こりません。 私は1人でも大丈夫です。 @300 ……。 !wait20 分かりました……。 どうかお気をつけて。 @520 はい、では失礼します。 おやすみなさい。 !se(Action)学内歩き @1 スタスタ ……。 !wait30 @300 ……\sはぁー。 「また今度」の一言も無しか……。 完全に嫌われてしまったな……。 !wait30 @1 「なに弱気になってやがるんだよ。」 @300 えっ? !se(Action)学内歩き @530 @300 イ、イエロー……。 @530 まだ何も言われちゃいねーだろ。 途中までは良かったんだ、 ちょっと失敗したぐらいでくよくよするな。 @300 は、はぁ……。 (半分はイエローのせいなんですが……) @530 ……自分で言うのもなんだけどよ。 俺のような甲斐性のない男でも 結婚できたんだ。 お前は仕事が出来るんだし、 モテないわけがねぇぜ。 @300 ……うーん。 でも、果たしてそうなんでしょうか? 私の場合、趣味が趣味ですし……。 @530 結論を出すのはまだ早いぜ。 それに、お前だって言ってたじゃねーか。 「好きなものを簡単に諦めるな」ってよぉ。 @300 あっ……。 @530 ……俺から言えるのはこれくらいだ。 後は、お前が決めることだぜ。 @300 イエロー……。 !wait20 ……\sありがとうございます。 @530 礼を言うならうまくいってからだ。 分かったんなら早いとこ追っかけな。 !se(Action)跳ね @300 はいっ、行ってきます! @1 タッタッタッ ……。 !wait30 @530 ……\sふっ。 本当に俺の若い頃にそっくりだな。 がんばれよ、ホワイト……。 ……。 さて……。 後は2人に任せて、 俺はのんびり追っかけるとしますか。 !se(Action)学内歩き @0 !mvnil !wait40 !mv住宅地 !wait20 !se(Action)学内歩き @520 ……。 はぁ……。 いったい、今日は何だったのかしら? とても紳士的で感じの良い方だと 思っていたのに……。 まさかあんな趣味があるなんて……。 ……。 !wait20 でも、\s続けることの大切さか……。 確かに自信にはなったのよね。 もしもまた会えたら、 きちんとお礼をしないと……。 ……\s会えたらだけどね。 !wait30 !bgm @1 「先生……。」 !bgs(環境)心拍 @520 ……っ! @1 「ようやく追いつきました。」 @520 (……) (ま、まさか……\s先生?) (私が心配で後を追ってきて……) !bgs !se(System)ジング @551 @520 ……。 きっ……。 !wait30 !bgm緊急事態 \f[40]キャアアアアアッ!! \s変質者ぁぁぁぁぁー!! @551 ほっほっほっ。 こんな夜道を1人で歩くとは 感心できませんな。 @520 ど、どうして!? この辺りは監視カメラが 稼動してるんじゃないの!? 警察は何をやってるのよ! @310 (オヤジンジャーマッドにお願いして  付近のカメラを全部止めましたからネー) @140 (やれやれ、ワシの出番はこれだけか) !wait20 @551 ……さて。 お楽しみはこれからですぞ。 !se(Action)跳ね @520 だ、誰か助けてください! !se(Action)ズシャアアー @551 しかし回り込まれてしまった。 @520 ……っ!? そ、そんな……! @551 ○×▼□◇ー。 @520 ……。 き……。 !wait20 \f[32]キャアアアァァァー!! !bgm @1 \f[40]ちょっと待ったぁぁー!! @551 ! @520 ……\sえっ? !wait30 !bgmバトル01 @301 ぜぇ……\sぜぇ……\sぜぇ……。 な、何をやっているんですか!? @520 せっ、先生!? @300 お怪我はありませんか? @520 は、はい……大丈夫です。 それよりも、あの変質者が……。 @551 ← @300 (……\sまあ) (どこからどう見ても  間違いなく変質者ですよね……) (あれが私の仲間だなんて  口が裂けても言えない……) !se(Action)跳ね @551 ☆■◎△※ー! !se(Action)ミス @301 うおっ!? @520 きゃあっ!? @301 ちょ、ちょっと、グリ…… \sそこのあなた、落ち着いてくださいっ! !se(Action)跳ね @551 ☆■◎△※ー! !se(Shooting)撃破A @301 ぐあっ!! !wait5 !se(Action)ドゴン !wait10 !se(Action)ズシャアアー !wait20 @520 せっ、先生!! @551 ○×▼□◇ー。 @301 ぐっ……口で言っても無駄か……。 !wait20 @300 ……\sならば。 !wait30 !se(Action)カチャッ @1 ←(両手にチョークを装備) @551 ……っ! @300 ……理由は分かりませんが。 あなたがそのつもりなら…… \s私も本気でやらせてもらいます! !se(Action)跳ね @1 バッ! @300 くらえっ!! \s\f[44]チョークブラスター!! !se(Action)銃声 !wait3 !se(Action)銃声 !wait3 !se(Action)銃声 !wait3 !se(Action)銃声 !wait12 !se(Action)銃声 !wait3 !se(Action)銃声 !wait3 !se(Action)銃声 !wait3 !se(Action)銃声 !wait15 !se(Action)殴打 !wait3 !se(Action)殴打 !wait3 !se(Action)殴打 !wait3 !se(Action)殴打 !wait3 !se(Action)殴打 !wait3 !se(Action)殴打 !wait3 !se(Action)殴打 !wait3 !se(Action)殴打 !wait15 !bgm !se(Shooting)撃破A @551 \f[40]♪@%+◆ーっ!! !se(Shooting)撃破B !se(Shooting)撃破C @1 \f[44]ドゴォォォン!! \f[24]←(吹っ飛ばされてゴミ捨て場にダイブ) ……。 !wait30 @301 はぁ……\sはぁ……\sはぁ……。 @550 ……。 ←(気絶している) @520 ……。 ←(呆然としている) @301 はぁ……はぁ……はぁ……。 はぁ……はぁ……。 はぁ……。 ……。 ……。 @300 ……。 ……ふうっ。 !wait30 !se(Action)ドゴン @1 バタンッ !bgmエンディング1 @520 ……っ! !se(Action)跳ね せっ、先生、大丈夫ですか!? @300 は、はい……。 ちょっと気が抜けてしまっただけです。 幸いにして怪我もありませんので、 心配いりません。 @520 ……。 !wait20 ごめんなさい、先生……。 @300 えっ? @520 私、先生のことを誤解していました。 ちょっと趣味や好物が変わっていても、 先生は本当に良い人なんですね。 心配して後を追ってきてくれた上、 変質者にも臆することなく立ち向かって 私を助けてくれるなんて……。 @300 あっ、いや、その……。 @520 普通の人なら、あんな人に出会った時点で すぐに逃げ出してしまうと思います。 でも、逃げるどころか 逆に倒してしまうなんて……。 先生は勇気があるだけでなく、 とても頼りがいのある方なんですね。 @300 (……) (まあ、\s相手が知り合いだったからな……) (事情を知らない人から見れば、  私が変質者を倒したように見えるんだろう) !wait20 @301 (……って、\sあれっ?) (ひょっとして……  \sこれってそういう作戦だったのか?) @520 ……どうかされましたか? やはりどこかお怪我でも……。 @301 い、いえっ、何でもありません! @520 ? ならいいのですが……。 @300 (……やれやれ) (なんて古典的な作戦なんだ……) (……\s結果オーライでしたけどね) @520 ……。 !wait20 あの、先生……。 @300 はい、何でしょうか? @520 ……。 重ね重ねになりますが、 本当にありがとうございます。 まだ会って2度目だというのに、 ここまで親切にしてくださるなんて……。 @300 ははっ、そんなの関係ありませんよ。 好きなものには手を抜かないのが 私のポリシーですから……。 @520 ……えっ? @301 はっ!? @520 い、今なんと……? @301 いえいえいえ、気にしないでください! 少し気分が舞い上がって おかしなことを言っているだけです! @520 ……。 !wait20 ふふっ、\sそうですか……。 じゃあ気にしないことにします。 !wait20 @300 と、とにかく……。 やはり夜道は危険ですよ。 先生がお住まいのマンションまで、 私が付き添いましょう。 @520 ……。 !wait20 あ、あの……\s先生? @300 はい? !bgm @520 どうして私がマンション暮らしだと 知っているんですか? 私、プライベートのことは 一言も話していないはずですけど……。 !wait30 !bgmちょっとマズい !se(Action)ビシッ @301 はっ!? @520 それに、突然かかってきた あの電話も不自然でしたよね? 私は連絡先を教えていませんから、 直接かかってくることは普通無いのに……。 いったいどうやって……。 @301 え、えーと、それは……。 @520 ……。 !wait20 まさか先生……\sストーカーじゃ……。 @301 ち、違います、誤解ですっ! @520 ……\sもしかして。 料理屋にお客がいなかったのも…… \sいきなり変質者が現れたのも……。 みんな私を陥れるための 罠だったんじゃ……。 (ブツブツ) @301 (うおっ、なんでこんなに的確なんだ!?) (これが女のカンという物なのか!?) @520 もしかして……もしかして……。 (ブツブツ) !se(Action)跳ね @301 と、とにかく話を聞いて……! @520 ち、近寄らないでください! !se(Action)殴打 @301 ぐはっ! @520 な、なんて人なの……。 私をはめるために こんな手の込んだ計画を立てるなんて……。 危うく信じてしまうところだったわ。 @301 で……ですから話を……。 @520 近寄らないでって言ってるでしょ! !se(Action)殴打 @301 ごはっ! @520 これ以上私に付きまとうつもりなら 警察を呼ぶわよ! \f[32]\wx\f[24]この……\s\f[32]変態ストーカー!! !se(Action)爆発音 @301 \f[44]ズガーン!! \f[24]←(直撃) @520 ……\sさよなら。 !se(Action)跳ね !wait10 !se(Action)学内歩き !wait8 !se !se(Action)学内歩き !wait8 !se !se(Action)学内歩き !wait8 !se !se(Action)学内歩き !wait8 !se !se(Action)学内歩き !wait8 !se !se(Action)学内歩き !wait8 !se !se(Action)学内歩き !wait8 !se !se(Action)学内歩き !wait8 !se @1 塾の先生は去っていった。 ……。 !wait30 @301 ガーン、ガーン、ガーン…… !se(Action)学内歩き @1 スタスタ @310 残念でしたネー、ホワイト。 @530 でも、結構いい線までいってたぜ。 @550 この経験はきっと次に繋がりますぞ。 @301 ストーカー……私が、ストーカー……。 (ブツブツ) @310 ……。 @530 ……聞こえてねぇな。 @550 相当ショックが大きかったのでしょう。 @530 おい、ホワイト、しっかりしろ。 !se(Action)ビシッ @301 げはっ! ……。 @300 ……あ、あれ? @530 大丈夫か、ホワイト? @300 は、はい、もう大丈夫です……。 ……\s本当にすみませんでした。 みなさんがくれたチャンスを、 私が自分で台無しにしてしまって……。 @310 謝る必要はありまセーン。 @530 そうだぜ、お前の失敗は 俺たち全員の失敗なんだからな。 @550 我々は仲間じゃないですか。 @300 み、みなさん……。 @310 OH、それでホワイト。 @300 はい? @310 実は彼女の個人情報を手に入れるのに 少々お金を使いましてネー。 その分の経費は、今月の ホワイトの給料から引いておきマース。 @301 ええーっ!? @530 ついでに、ウチの店の 貸し切り代もよろしく頼むぜ。 @550 それなら、ホワイト殿の攻撃で汚れた \r[袈,け]\r[裟,さ]のクリーニング代もよろしいですかな? @310 分かりマーシタ。 @301 ちょ、ちょっと、さっきと言ってることが まるっきり違うじゃないですか! 私たちは仲間じゃないんですか!? @310 ギブ・アンド・テイクというものデース。 @530 こちとら、育ち盛りの 1人息子がいる身だからな。 @550 ホワイト殿の自業自得ですぞ。 @301 ガーン! !mvnil !wait40 @1 こうして、私の一世一代の大勝負(?)は よく分からないうちに失敗しました。 全てが終わった後に残されたのは…… \s私の心と財布にぽっかりと空いた穴だけでした。 @301 ま、まさか、1か月分の給料が 全部吹っ飛んでしまうとは……。 明日からの食事はどうしよう……? !v28=2 @202 シシトにでも相談してみれば いいんじゃないんすか? @1 私の春は、まだまだ遠いようです……。 !wait40 !mv\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx\wx EX シークエンス\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] \f[32] 遅咲きの春\n[2]\n[2]\n[2]\n[2] -完- @0 !mv !wait80 !bgm !wait40 !bgmファンキー @50 現在彼氏募集中\wh \sこんにちは、予告のお姉さんで〜す♪ @300 わ、私でよければ……。 !v28=1 @201 マジかっ、先生!? @50 えー、パンツマニアの変態ストーカーなんて イヤに決まってるじゃない。 @301 ガーン! @202 まあ、当然だよな……。 @530 がっはっはっ、そう落ち込むなホワイト。 @300 イ、イエロー? @530 まだ世界中には、お前の知らない パンツや女がたくさんあるんだぜ。 人生は長いんだ、 ゆっくりと探せばいいのさ。 @300 ……。 そ、そうですね……。 私は……\s絶対に諦めません! @530 おうっ、その調子でがんばれよ。 @202 ……ダメ教師にダメ親父。 @50 パンツと異性を同列で考えている時点で とっくに終わってるのにね〜。 @202 親父、本当によく結婚できたよなぁ……。 @530 こう見えても昔はモテたんだぜ。 @202 嘘くせぇ……。 @50 どこかの天空大陸で お城の兵隊長を勤めていた人物とは 似ても似つかないわね。 @530 子供が男だったからグレたのさ。 @201 俺のせいかよ!? @530 他に何があるってんだよ? 女の子だったらメイド服とかゴスロリとか 色々着せてやろうと思ってたのによぅ……。 @50 別に男の子でも 着せてあげればよかったのに♪ @200 それはシシトだけで十分だ。 @1 \f[16]「十分って言うなぁぁー!!」 @202 ……何かが聞こえた気がする。 !wait20 @310 HAHAHA! 今回は我々オヤジンジャーが主役デース! @550 素晴らしい恋愛話でしたな。 @202 いや、どこが恋愛話だよ、 どう見たってギャグじゃねーか。 @50 この3流作者に正当な恋愛話なんて 絶対に作れないわよ。 シルノートの本質は、7割方が ギャグだって思ってるみたいだからね。 @200 じゃあ、後の3割は? @530 パンツだな。 @551 いや、緑ですぞ。 @311 シーシートーコワースデース。 @201 んなわけあるかっ! @50 当たらずとも遠からず。 @201 マジで!? @50 要するに、シリアスとかバトルとか 全部ひっくるめて3割ってことね。 @200 ふーん。 @530 ちなみに、俺の\r[蕎,そ]\r[麦,ば]の好みは 蕎麦粉が8割にうどん粉が2割だぜ。 @202 親父の好みなんて誰も聞いてねぇよ……。 @300 つまり、シリアスな恋愛物だったら 私にも春が来るのだろうか……。 @50 パンツマニアに春なんて一生来ないわ♪ @301 ガーン! @200 でも、実際のところは 結婚しているかどうか不明なんだよな。 @530 オヤジンジャーに入ってることを考えると、 結婚している可能性もあるな。 @550 全ては御仏のみぞ知る……ですか。 @202 それを言うなら神のみぞ知るだろ? \sてかメンバーも知らないのかよ。 @310 ……。 @311 ……。 @312 ……。 HAHAHA。 @201 なんかごまかされた!? @50 ミステリアス戦隊オヤジンジャーね♪ @551 たまにグリーンになったり ブラウンになったりしますぞ。 @311 私はブラックとホワイトになりマース。 @301 ホワイトである私の立場は!? @530 ホワイトはこれからブルー(青ざめ顔)な。 @301 ええーっ!? @202 ←(スーツが青だからでいいじゃんと ツッコミを入れたい) @50 じゃあオヤジンジャーの新体制が 決まったところで次回予告♪ 塾の先生に見事にフられた オヤジンジャーブルー(元ホワイト)。 彼はそのショックで岸家の料理屋で 酒に溺れる毎日を送っていた。 @301 「う"〜、まさに身も心もブルーだぜぇ〜、  \sヒック、\sヒック。」 @530 「今日もブルーのオヤジギャグは  一段と冴えてるな。」 @301 私はブルー確定なんですか!? @202 というかギャグが寒すぎる……。 @530 ダメだなリョウヘイ。 このオヤジギャグの良さが分からないと、 一人前のオヤジンジャーにはなれないぞ。 @202 別にならなくていい……。 @50 しかし、ある日いつものように 酔いつぶれて家に帰ろうとした時に、 再び運命の出会いが訪れる。 @301 「う"〜、う"〜……。」 @600 「御大警部、あそこの道端に  酔っ払いが倒れてますよ。」 @610 「やれやれ、しょーがねぇな。」 @202 ああ、次の被害者は孤狩さんか……。 @602 「ちょっと、起きてください!」 「こんなところで寝てると  風邪を引きますよ!?」 @301 「んっ、あ、あぁ……。」 @610 「……だいぶ飲んでるようだな。」 「あんた大丈夫か?」 @300 「……っ!」 @610 「?」 「どうした、俺の顔に何かついてるのか?」 @300 「……。」 「キレイだ……。」 @201 えええええっ!? @301 私は何を言っているんだぁぁー! @50 酔った勢いで思わず 御大警部を口説いてしまったブルー。 しかし、これを真に受けた御大警部は 本気でブルーに交際を申し込んでしまう。 !se(Action)爆発音 @301 \f[36]ノオオオォォォォォー!! @201 なんだそりゃ!? @530 やったじゃねーか、ブルー。 @550 相手方から交際を申し込まれるとは、 願ったり叶ったりですな。 @310 さっそく改名効果が出たようですネー。 @301 男から申し込まれても嬉しくありません! \sというかブルーはやめてください!! @50 こうして運命的な出会いを果たした オヤジンジャーブルーと御大警部。 新機軸の恋愛ストーリーがついに始まる! 次回『ドキッ!男だらけのラヴストーリー』 DVD版のみの限定発売よ♪ @201 DVDで出るの!? @50 ってわけで、さっそく撮影開始〜♪ @610 では先生、よろしくお願いします。 @301 ぎゃああああ出たぁぁぁー!!! @602 警部、同姓での結婚は 法律上禁止されていますよ。 @140 安心せい、ワシが市民IDをいじって ブルーの性別を女にしといてやろう。 @610 ご協力に感謝します。 !se(Action)爆発音 @301 \f[36]マッドオオオォォォー!! @141 アーハッハッハッハ!! @202 てか、こんなの誰も買わないだろ。 @111 あらっ、私はとっくに予約したわよ\wh @201 シシトの母さん!? @50 じゃあ、撮影に入るから 今日はこの辺でお別れよ♪ @610 続きはDVDでお会いしましょう\wh @301 イヤだぁぁぁー!! @50 じゃあね〜♪